- 阿部 哲治
- TAS企画一級建築士事務所 代表
- 東京都
- 建築家
対象:リフォーム・増改築
- 木下 泰徳
- (アップライフデザイナー)
- 溝部 公寛
- (建築家)
2月に募集され3月には採択された前回分は平成25年度の補正予算による助成制度であり、その総額は21億円で助成の上限金額は100万円/戸であった。
実際に採択された案件では必ずしも100万円/戸までの助成金額に達してなく80万円/戸程度の場合や、共同住宅の場合は50数万円/戸のケースも大分あるようです。
事前予測より応募数が多くて分配金額が低くなってしまったのかもしれません。
平成26年度の長期優良住宅化リフォーム事業では予算総額は30億円であるが、前回では対象とする応募基準が Aタイプ (助成上限額100万円/戸) しかなかったのに対して、今回は Sタイプ (上限金額200万円/戸) が設定される予定となっている。
又、Sタイプを提案する場合には性能評価機関による技術審査を受けて適合書を発行してもらうことが必要となり、その審査を行う性能評価機関は新築住宅の住宅性能評価機関などが行うこととなります。
技術審査は新築の長期優良住宅認定制度と同じような流れで、事業提案者が各評価機関に技術審査を依頼して適合書を発行してもらい、その適合書を付けて助成金交付申請を行うという仕組みです。
審査受付が6月から業務開始予定で準備が進められていることから、平成26年度の募集開始は5月には発表されると思われます。
■ 平成26年度 長期優良住宅化リフォーム推進事業 申請フロー (Sタイプの場合) ⇒ 右図参照
TAS企画では、「長期優良住宅化リフォーム推進事業」の応募申請のサポートから技術審査書類作成、助成金・補助金申請等までトータルでのご支援を行います。
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