- 井上 敦雄
- アッツワークス株式会社 代表取締役 犬旅コンサルタント
- ITコンサルタント
対象:ITコンサルティング
アッツワークスの井上です。
おはようございます。
STAP細胞。
昨日、理研の調査委員会から「論文の画像に捏造があった」という最終報告が公表されましたね。
残念です。
ずっとウォッチしてきたのですが、報道に関する問題、ストーリー作りの問題、そして、予算取りのためのパフォーマンス的な問題、等、いろいろありますが、そもそもの研究に対するスタンス、研究の方法、記録の残し方、という最も根幹のところに、一番の問題があった、ということですよね。
記録ノートが2冊。ログもほとんどない、ということですよね。
理科学研究所の予算がここに書かれています。
http://www.riken.jp/about/facts/
なんと、年間844億円。。。
職員が約3,000名。
単純に割ると、ひとりあたり、3,000万円近い予算が割り当てられていることになります。
いかがでしょう。
それ以外にも中央省庁のHPを見ると、予算の話が出てきます。
26年度の予算でも、
「平成26年度 医療分野の研究開発関連予算のポイント 」
というページに、「世界最先端の医療の実現に向けた取組」として
何100億円がついています。
個人だけでなく、組織として、研究のあり方が問われている組織に、ひとり3,000万円。
消費税が3%あがるだけで、買い控えが起きるような時代に、3,000万円。
今回のことをきっかけに、組織全体が改善されて、本当に、世界最先端の医療ができることを期待しています。
また、書きます。