- 杉浦 繁
- Atelier繁建築設計事務所 代表
- 愛知県
- 建築家
対象:住宅設計・構造
エネルギーがないと使えない物?・・3
壊れてもいいようにこれはバッテリー内蔵だから!
使えるように考えてあるから!
ってのは違う。
そんなもんバッテリーも壊れたら、機械ごと壊れたらまったく役に立たない、機械や機器は10年もすればみんな壊れます。
バッテリーがいかれていることに気がつかなければいざという時には命にかかわります。
震災が来てその時にその機器が機械ごと壊れれば大変なことになります。
壊れても根本的なところが使えなければ。
流せるとか開けられるとか火がつくとか・・
以前購入した某社のスマートホン、超高性能であれも出来るこれも出来るあれも自動これも自動でめちゃくちゃ便利でした。
が・・
電池が半日もたないのです。
ありとあらゆる自動を切って節電アプリを入れて、本末転倒ですが?
それでも1日もたないのです。
電話以外なんにも使わなくても家帰る前に電池がもうない・・
携帯屋さんにめちゃくちゃ文句言って結局3ヶ月も使わずに大損して機種変更・・
すると携帯屋さんが言うのです。
この機種って新型が出てますよ・・
凄いですバッテリーが大きくなって電池容量が倍になりましたから!
お馬鹿です。
ほかは同じらしい・・
そういうことではない。
それなら最初からそうやって作れ!
本来スマートフォンは電話とネットが出来るべき機器なのですから・・
日常生活をおくるのに過不足ない期間、最低限の電話とネットが出来なければなりません。
そのように最初から作って欲しい。
電気がなくてもかける受けるは出来る電話にして欲しい。
IHは仕方ないとしてもガスレンジなどマッチで火がつけられるようにして欲しい。
電池か蓄電で動く暖房器具にしてほしい。
電気がなくても便器は水圧で流せるようにして欲しい。
換気扇が止まっても窒息しない、壁内扇が止まっても腐ったりしない家にして欲しい。
マンションの水はある程度までは電気が止まっても使えるようにして欲しい。
電気がなくなっても最低限動く住める、せめてドアは開けられる家にして欲しい。
先の震災ではこういったことが身にしみてわかってきました。
原発のこともありECOのためにも何とかエネルギー使用は減らしたいはずです。
が、なかなかに難しいのです。
なぜか?
それは売れないからです。
昔はあったのです・・
が、売れないのでメーカーはそういう機器を作らなくなっってしまったようです。
でも・・
電気のいらない石油ストーブなんて大手メーカーはどこも作ってませんがやっぱりたくさん売ってるじゃないですか。
震災後などはバカ売れしたようですし・・
今なら作ったら売れるんじゃないかな?
少なくともそういう商品をラインナップに入れましょうよ・・
ねえ、メーカーさん。
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