>>>前コラムの続きです
投資用ワンルーム販売会社の社員が、
税理士法違反で東京国税局に刑事告発され、
警視庁がその会社を家宅捜索したというもの。
この会社は架空経費の領収証を作成するなどの手口により、
投資用ワンルームマンションを購入した投資家が
所得税還付を不正に受けられるようにしていたといいます。
投資家の方達は確定申告で多額の赤字と偽ることにより、
1年間で10万円から20万円程度の不正還付を受けていたとのことです。
不正還付の金額は数十万円と小さいため、
刑事事件として立件するまでには至らないケースも多いようですが、
今回はこの会社の行動が極めて悪質だったため刑事告発に至ったようです。
中には営業マンの言葉を鵜呑みにして、
言われるままに実行されてしまった投資家の方もいらっしゃるかもしれませんが、
不正還付は金額の多寡に係らず「脱税」という犯罪行為です。
来年の確定申告から税務署のチェックが厳しくなるのは必至です。
>>>続く
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