「壁の向こう側」と「あと一歩」 - 各種のヨガ・ピラティスレッスン - 専門家プロファイル

Style Reformer 小林俊夫
Style Reformer 『猫背改善専門スタジオ「きゃっとばっく」』代表
東京都
ピラティスインストラクター

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対象:ヨガ・ピラティス

福島 多香恵
福島 多香恵
(ピラティスインストラクター 社会福祉士)
Style Reformer 小林俊夫
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閲覧数順 2024年04月18日更新

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「壁の向こう側」と「あと一歩」

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  1. 運動・スポーツ
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 「ありがとうございます」




僕ら、トレーナーやインストラクター



医療従事者などの志事は



お客様から直接、その様な嬉しいお言葉を



頂戴する機会が、他の職業に比べて多いかもしれない




 時には



「人生が変わりました」といった



魂が震える様なお言葉を、頂戴する事もあります




 では、誰もがスグに



そういったお客様や選手、患者さんの



カラダやココロに関するお困りごとを改善して



その感動を共有させて頂ける様な



トレーナーやインストラクター、医療従事者に



なれるかというと、もちろんそうではありません





 mixiに始まり、ブログやツイッター、フェイスブックなど



インターネットと共に、様々なSNSが発達をしたり



メディアなどでもこの業界の方が取り上げられたりすることで



色々なトレーナーやインストラクター、医療従事者の



スポットライトが当たった部分を目にしたり



耳にする機会が、多く生まれる様になりました




 その様な先輩方の光の部分に憧れ



この業界に脚を踏み入れた方も多いのではないでしょうか?




 もちろん、動機は様々あって良いと想いますし



どんなことがきっかけであろうと

 そういった「挑戦」は、本当に素晴らしいことです




 しかし、「挑戦」するということは



「失敗」と言う名の、「新たな成長の機会」に



出逢うという事でもあります




 最初は、毎日が刺激的でワクワクし



やる気に満ち溢れ


 モノクロだった日常が



突然カラーになった様な気持ちになります




 しかし、しばらくすると



今までに出逢ったことの無い壁にぶつかります




 後になって振り返ると



大したことない、笑ってしまえる様な壁でも



その時は、もう大変です




 モノクロどころか



毎日が砂嵐です




 「周りは皆上手くいっているのに



私だけなぜ上手くいかないのか?」



「私はこの職業に向いていないんじゃないか?」



といった、不安や悩みが首をもたげてくると想います




 しかし、それで良いんです



挑戦したから、新たな一歩を踏み出したから



大きな壁にぶち当たっているし




真剣だからこそ、本気で悩むんです




 そして、光り輝いて見えている



憧れのトレーナーの方々も



目に見える、その光の何倍もの



影の努力をし、逃げ出したくなる様な



大きな壁にぶつかり



立ち止まり、悩み、乗り越えてきているし



時には、一度逃げ出して



戻ってきたりすることだってあるんです




 僕らの志事は



人 対 人



心 と 心



なんです




 僕らの目の前のお越しくださる



お客様や選手、患者さんも、僕らと同じ様に



何か大きな壁にぶつかって

僕らの所にお越しくださっている方だって多いのです



 そんな時、自分も同じ様に

大きな壁にぶつかり、不安に想い

悩んだり、立ち止まったりした経験があるからこそ

その方に自然と心と心で

寄り添うことが出来るのではないでしょうか?



「夜明け前が最も暗い」

「金鉱まで残り3フィート」

色々な表現の言葉がありますが

最も辛く、苦しい時こそが

成長するための最大のチャンスであり

最大の成果がスグそばに眠っているのです



 いつも書いている様に

プロである以上、結果が求められます

ただ、頑張るだけではダメなのです


 しかし、プロセスの無い結果なんて

存在しないのです!!


 壁が目の前に立ちはだかっている時は

そのプロセスが

辛く、苦しいと感じるかもしれませんが

その様な中で踏み出す一歩一歩が

地力を創り、プロとしての自信を生み出すのです



あと一歩 前に進むだけで

あと一回 手を伸ばすだけで


壁の向こう側が見えてくるかもしれません



 1つ言えるのは

今後、日本はもちろんのこと

世界的に見ても、僕らの業界は益々必要とされますし

より多くの貢献が出来る時代です



 辛い時、苦しい時こそ

初心を想いだし

あと一歩

踏み出して欲しいと想います


その先には、きっと……




としお

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