- 曽根 省吾
- 株式会社塗装職人 代表
- 神奈川県
- 一級塗装技能士
対象:リフォーム・増改築
- 木下 泰徳
- (アップライフデザイナー)
- 溝部 公寛
- (建築家)
施工前は西日に当たる木部は枯れてバリバリ。
軒天もふやけて腐っていたので大工による交換。
サイディングそのものは色あせ程度の劣化でしたが、シーリングはボードから剥離して隙間がある状態でした。
剥離の場合はプライマー不足も懸念されるため、たっぷり塗布。
外壁全面養生テープ後コーキングの打ちなおし&増し打ち。
当時は今のように2液成分形ではなく、1液成分形をカートリッジ式コーキングガンにて注入施工。
下塗りには水性シリコンエポサーフを塗布。中塗りは水性シリコンセラ。
現在はUVシリーズですが、10年前当時はありませんでした。
木部には水性シリコン厚膜シーラーをたっぷり塗り、木部に吸収させてしっかりした塗膜を作ってから、中、上塗り完了。
雨戸も外し、付帯塗装もすべて塗りました。
そして10年後。さすがに日のあたる破風部分は塗装がはげていたものの、木部の素地自体には影響なし。
サッシや目地シールもシーリング自体にはひび割れはありませんでしたが、塗膜が若干ひび割れていました。
ベランダもウレタン塗膜防水の4層仕上げ。
今回は外壁のみですが、モルタルの家や屋根などの施工例はこちらにもあります。