北野武さんの性格タイプは? <その2>
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今朝も、世界の北野武さんのつづき。
前回の内容は→こちら。<その1>
タイプ8説もある北野武さんですが、わたし達はタイプ7と推定しています。
タイプ7の愛称は「熱中する人」。
特徴は→こちら
エニアグラム タイプ8の特徴はこちら
人気絶頂の芸能人から一転、暴行事件の容疑者となった北野武さん。
当時39歳のこと。
タレント生命を懸けた大一番、「釈明会見」が始まります。
冒頭から、記者たちの時に悪意のこもった質問にも、正面から受け止め、冷静に、論理的に意見を述べて行きます。
要旨は、
報道の自由に対して、プライベートを護る自由があっていいこと。
(家族という)自分の大切なものを護る権利は、誰にでもある。
ただ、自分(武さん)の場合は、過剰報道に対抗して、暴力を振るうという過剰防衛に走ってしまったことは、間違いだった、と素直に認めます。
言外に、「お前たちも、男ならわかるだろ?」と匂わす辺り、論理の図式の立て方、運び方、誘導の仕方は実に巧みです。
記者たちは、このフレームの中で、質問せざるを得なくなります。
(この事件を機に、引退する気はないのか?と問われ)
「引退して逃げたくない。逃げるわけにはいかない。」
(視聴率という)数字が取れなくなったら辞める覚悟は、芸人になった初めから持っているとも語っています。
(時の官房長官が談話の中で、この事件に触れ、「ビート君の気持ちは分かるが、しかし直接行動はいけない」と語ったことへの感想を求められ)
「(ビート君じゃなく)あそこは、北野武でしょ!」
と突っ込みで返し、ニヤッと笑います。
失笑、苦笑が漏れ、会見はしだいに武さんペースに。
(「よくやった!」との声もあるがと訊かれ)
「オレは、平成の大塩平八郎じゃない。」
※1837年大阪、陽明学者の大塩平八郎がその門下と起こした幕府への叛乱。幕臣の身分を捨て、庶民の困窮を見かねて立ち上がったとされる。
さらに、プライバシー問題や言論の自由にまで発展し、「白サギを撃ったつもりが、(天然記念物の)トキを撃った気分。」
と笑わせます。
もともとタイプ7は、きっぷが良く、人当たりも良いので、人好きのするタイプ。
口が悪いのも照れ隠しに見え、指弾されるはずが、いつの間にか良いホスト役になっていました。
力づくで場を支配するのでもなく、過剰に刃向うのでもなく。
お笑い芸人のプライドを懸けた喋りの力で、危機を乗り切った武さん。
半年後に判決が下ります。
次回はその辺りを。
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・リアルラブがエニアグラムを伝えている目的は、一人ひとりが本来の自分らしさを発見するためです。
・エニアグラムは、持って生まれた性格を受けいれやすくし、性格のちがいを超えて互いに理解し合いやすくなります。
・タレントや有名人を通して共感し合い、自分と他者の性格に興味をもってもらえたら嬉しいです。
・自分の性格タイプは、一人で本を読んでもわかりません。カウンセリングがより効果的です。ワークショップも行っています。ぜひ、ご一緒しませんか?(→お申込みはこちら)
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