
- 奈良 修次
- ナラ鍼灸院 院長
- 大阪府
- 鍼灸師 臨床検査技師
対象:体の不調・各部の痛み
- 奈良 修次
- (鍼灸師 臨床検査技師)
「筋ポンプ入浴」は入浴中に穏やかに筋ポンプを動かすことで静脈還流を高めて若返りをはじめ不妊や生活習慣病の改善、虚弱では体質改善や免疫力向上、痛みや痺れの軽減、精神神経過敏では穏やかに改善、がん細胞の抗原性顕在化(がん細胞を見つけやすくする)など通常入浴の温浴効果ではみられない治療効果が期待できる入浴法です。
筋ポンプとは
心臓から出た血液が心臓に戻るまで約1分を要します。そして、心臓が下半身の血液を吸い上げることができるのは全体の3~4割といわれ、その時に心臓の助けになるのが、ふくらはぎが収縮することによる血液を心臓へ押し上げる働きです。
ふくらはぎが「第2の心臓」といわれるのはこのためです。この「第2の心臓」は下腿筋(かたいきん)のヒラメ筋と腓腹筋(ひふくきん)からなっていて別名「筋ポンプ」と呼ばれています。
全身の血液が心臓から出て心臓に戻るという循環をしていますが、上半身の血液は比較的容易に心臓へ戻っていきますが、下半身の血液は重力の抵抗を受けながら戻らねばなりません。
心臓の負担をやわらげるためにも筋ポンプの役割がとても大切になっています。
通常の入浴は全身の皮膚(ひふ)を温め皮膚の下にある静脈血を温めて心臓に戻し再び全身に送ることを繰り返す心臓のポンプ力による血液循環で体が温まっていきます。
「筋ポンプ入浴」では、入浴中に筋肉ポンプを動かし温まった静脈血をより多く心臓に戻す分、体が早く温まることになります。
ですから、限られた入浴時間であれば、早く体温が上がる分、結果的には早く長く体温をあげ体内を温めることになります。
「筋ポンプ入浴」はつぎの症状や病気治療に活用できます
不妊治療関連
✡自然妊娠(体質改善)
✡自然妊娠(卵胞成熟・卵子成熟)
✡卵子修復
✡着床の窓の環境改善
✡補助生殖技術(ART)の支援
✡月経不順(生理痛)
✡足冷え・ひざ冷え・お腹の冷え
✡肥満
生活習慣病など
✡糖尿病
✡足のむくみ・ひざ痛
✡神経性下痢
✡慢性の腰痛や背痛
✡うつ病や認知症の予防
✡アルツハイマーの予防
✡アトピー性皮膚炎
✡パーキンソン病
✡前立腺肥大
✡夜尿症
✡痔(じ)
がん治療関連
✡がん細胞の抗原性顕在化
✡化学療法の増強
✡高濃度ビタミンC点滴療法の増強
✡痛みや痺れの改善
「筋ポンプ入浴」は疾病や症状によってお湯の温度、入浴時間、深部体温、保温時間を設定しなくてはならない。
ナラ鍼灸院院長 奈良修次
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