子供に教える前に学びたいこと - コラム - 専門家プロファイル

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閲覧数順 2024年04月23日更新

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子供に教える前に学びたいこと

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徒然日記
子供の育て方で悩まれているお父さん、お母さんは大勢いるようです。
つい怒りすぎてしまって、後で泣きながら抱きしめて反省したり…。
よく、そういう話しも聞きますが、誰でも初めて親になるのだから、最初はそんなものなのではないでしょうか。


例えば、子供に何か大切なことを伝えたとします。
だけれども、何度言っても分からない。


その結果…。
「どうして何度言っても分からないの!」
と怒りが爆発してしまい、親が一人でストレスを溜め込んでしまうのですね。


ただ単に「これをしなさい!」と言っても、伝えられたことをやる理由が分からなければ、それを守ることも出来ません。
やる理由というものを親が分かりやすく伝える必要があるのですが、親自身が理解していなければ優しく伝えることは出来ません。
まずは親自身が学ぶ必要があるのだと思います。 


「子供のため…」と言いながら、実は親のエゴだということも多々あります。
公共の場で泣き喚いてしまった子供に、「周りに迷惑だから静かにしなさい!」と怒鳴っても、実は親自身が周りの目を気にして恥ずかしがっているだけ…ということもあります。


何よりも大切なことは、伝える側が何の為に伝えようとしているのか…ということです。
伝える際の感情が怒りなのか、愛情なのか…。
本当に思っているのは誰のことなのか…。
とても大切なことですよね。


大人になると、やることに追われて毎日が早く過ぎていきます。
子供の頃を思い出すと、もっと自由で一日が長く感じていたものです。
その子供の頃にしかない時間が大切なのだと思いますが、つい大人の価値観を押し付けてしまうものなのですよね。


以前に次のような記事を書いたことがあります。
【子供の叱り方を脳の仕組みから学ぶ】http://ameblo.jp/mikatakakumei/entry-10973754231.html


小さい頃は時間の概念というものが無いのです。
親の時間と子供の時間では、流れる早さが違うと言えるのかもしれません。
我が子にせかせかしたような人生を歩んでもらいたいですか?
習い事に追われて子供の頃から自由の心を失った時、伸びやかな心が育たなくなるような気がします。


逆に大人になってツラい時は、子供の頃の自由な気持ちを思い出してみて下さい。
どんなことに興味を持って、何をして遊んでいたのか…。
分別が無く自由だった子供時代から、分別が付いて不自由を感じていく大人時代…。


その両方を通らないと気付けないところがあるのです。
不自由の中にいる大人が、子供の自由を理解することは出来ません。
自分が子供の頃はどうだったのか?
その感覚というものが大切なものなのですよね。


ガチガチに固まった頭をほぐして、素直な気持ちを取り戻してみて下さい。
この世のことを学ばなければならないのは、子供ではなく親なのだと思います。
子供に感情ではなく理性を持って教えられるように…。
学びを続けていきたいものですね(^_-)-☆


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