- 湯田 佐恵子
- 結婚相談&婚活コンサルティングのリアルラブ
- 東京都
- 婚活セラピスト、心理カウンセラー
オノ・ヨーコさんの性格タイプは?(後半)
-
「オノ・ヨーコさんの性格タイプは?」
(前半)は →こちら
東京の裕福な家庭に生まれ、父が銀行家だったオノ・ヨーコさんは、当時としては珍しく、早くから日米の間を往復する幼年時代を送ります。
幸せでしたが、変わった子だったといいます。
「記憶のなかの自分は、いつも恐怖にさいなまれ、夜の暗闇が怖ろしくて、必ず悪夢にうなされる。」
一方で「母に気に入られたいと思ったこともある」が、
「結局は、父が誉めるような知的な女性に憧れた」といいます。
この辺も、本当は周囲からの攻撃を恐れ、母親に違和感を抱くタイプ8の状況証拠にはなります。
しばしば家庭内の反逆児でもある。
「私は“はみ出し者”」というタイプ8固有の自己認識があることは前回に書きましたが、「日本の学校では、みんなが私に違和感を覚えた」とも語っています。
意を決してアメリカの大学に入学します。
「ヨーコはいつも自分の殻に閉じこもって、憂いをたたえた表情で危うさが漂っていた。」
これは大学時代の友人の証言。
大学を中退し、ビート族の芸術に自己表現の道を見出します。
最初の結婚相手は、日本人の前衛音楽家でした。
数年後、一緒に帰国したものの、夫は評価されますが、ヨーコさんの芸術は軽蔑さえ受けます。
「日本社会で女性の芸術家、それも当時最尖端のヨーコさんは、苦労したはず。」
当時を知る評論家が語ります。
離婚し、やがて渡英。
「自己実現を許されないなら、いっそ死んだ方がマシよ。」
激しさを求める気性と実行力が、タイプ8の真骨頂です。
ジョン・レノンと出会う、運命が動き出します。
意外にも二人の出会いは、前衛芸術家の同志としての、はじめはプラトニックなもの。
ヨーコさんがジョンにインスピレーションを与え、すでに有名人だったジョンがヨーコさんのパトロン的な友人関係でした。
1年半あまり文通が主だったと、ジョン・レノンが証言しています。
想いが募ったジョンは、前妻の旅行中に自宅にヨーコさんを招き入れるという、大胆な行動に出ます。
この辺は、世間知らずで臆病ですが、同時に過激なタイプ5っぽい。
(あるいは、あらかじめそうなる様にヨーコさんが仕向けた?と、これはわたしの想像。)
「(みんなが)私のことを怖がったり、恐れていた。」
とヨーコさんの回想。
「(母は)批判されると本気で傷ついた。」
と息子のショーン。
「父をはじめ、ビートルズ全員の人生を破壊した“諸悪の根元”だと見なされた。」
魔女狩りが始まります。
「金髪の女性だったら、あんなに非難されなかった。」とも。
「人生のうちで二回、素晴らしい選択をした。ポールとヨーコだ。それはとても良い選択だった。」
とジョン・レノンは回想しています。
「ベッド・イン」をはじめ、そこから、わたし達が良く知る二人のパートナーシップ、創造性に溢れる快進撃が始まります。
「相手がどう反撃していいか、わからないような戦法で、ぼくは権力と闘いたい。」
ヨーコとの出会いがあったからか、通常のタイプ5にはとても言えそうにない言葉をジョンは残している。
「心を開いて“Yes"と言ってごらん。すべてを肯定してみると答えが見つかるもんだよ」
「愛とは愛されたいと願うこと」
「愛とは、育てなくてはいけない花のようなもの」
(ジョ・レノン語録より)
エニアグラムタイプ8の特徴はこちら
エニアグラム タイプ5の特徴はこちら
【このブログの意図】
・リアルラブがエニアグラムを伝えている目的は、一人ひとりが本来の自分らしさを発見するためです。
・エニアグラムは、持って生まれた性格を受けいれやすくし、性格のちがいを超えて互いに理解し合いやすくなります。
・タレントや有名人を通して共感し合い、自分と他者の性格に興味をもってもらえたら嬉しいです。
・自分の性格タイプは、一人で本を読んでもわかりません。カウンセリングがより効果的です。ワークショップも行っています。ぜひ、ご一緒しませんか?(→お申込みはこちら)
_________________________________________________________________________
・結婚を望むすべての人が、「ありのまま 愛し 愛される家庭を持つこと」
―それが、リアルラブのミッションです。
◎婚活に悩んだら、まず私共に声をおかけくださいネ!
【結婚相談所&婚活コンサルのリアルラブ】
→お問い合わせはこちら