キッチンの対面カウンターも新しくしたカウンター下収納

築10年近く経とうとしているHさんからご相談を頂いていたのは、キッチンとリビングの間にある対面カウンターのある場所。

ここにカウンター下収納を作りたい、と言うお話を頂いていたのですが、ただその場所に合わせて作るのでは、奥行のないコンパクトな収納になってしまい、あまり活用しづらいサイズになりそうだったのです。

そこで、Hさんといろいろ話を重ねまして、思い切って対面カウンターごと細工をすることに。もともと奥行が狭く、またこげ茶色の集成材を使ったカウンターだったのですが、Hさんのイメージは、アメリカンチェリーの色。他にお持ちだった家具がすべてチェリーの深い赤茶色で、それに合わせてカウンター下収納も揃えようということになったのです。

そこで、集成材のカウンターの上からチェリーの板を被せるように設置して、その下にチェリー材で作ったカウンター下収納を設置。これで、きれいにまとまりました。

奥行を深くしたおかげで、きちんと書類や雑誌が入るようになったし、ノートパソコンも収納できるようになりました。

さらには、今までカウンターの上に出たままになっていたルーターや無線LANなどの通信機器をしまうことができるようになったので、対面カウンターの上がすっきりとなりました。

こういうアレンジで部屋の印象を変えることもできるのが、オーダーの魅力でもあります。

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