ジョン・レノンさんの性格タイプは？

2014-03-18 07:27

今朝は、あのジョン・レノンさん（1940-1980）。
ジョン・レノンさんはタイプ5と、わたしたちは推定します。

愛称は「調べる人」（The Investigator）：

先駆的で、知的なタイプ。
洞察力に優れ、革新的。
秘密主義的で、打ち解けない。
孤立する。

ずば抜けた集中力と、物事への（あるいは一つことへの）専念、そして感情をあまり感じさせない超然とした態度に、このタイプの特徴がみられます。

多くが熱心で真剣な、世界と人生の「観察者」で、ジョン・レノンさんの歌にも、その特徴が出ています。
理解したい欲求への情熱は、まるで、「人生の理解」をもって「生きることそのもの」に代えるかのようです。

「想像してごらん。天国なんてないと」で始まる『イマジン』。
30年も前の歌なのに、色褪せることがない。
曲も歌詞も、一度聴いたら、一生忘れられないくらい明晰で、オリジナル。

具体的な出来事や体験を、抽象化し、普遍化する能力に優れています。

ジョン・レノンさんは、その不幸な生い立ちと、実の両親のもとで一緒に暮らした経験がないことから、少年時代は反抗的だったと説明されています。
が、真実はその逆です。

タイプ5は、両方の親（ないし保護者）に対して違和感を持っています。
成人して、「家族の中で居場所がなかった」「愛と安心を与えてもらっていない」と回想する人たちが多いのは、そのためです。

誰にも縛られず、過干渉を嫌うので、時に反抗的に見えたり、反社会的な傾向があります。
26歳、ビートルズの絶頂時、キリスト教を否定する発言で物議をかもし、大騒ぎに発展。
釈明会見をし、謝罪している。

自分が世事にうとく、「無力で、無能だ」と潜在的な恐れを抱いています。

あらゆる物、あらゆる人を、安全な距離にまで遠ざけておきたいと感じています。
時々、なにがリアルで、なにがリアルでないのかが分からなくなる、と言います。

人前で自分の欲求に即した言動が苦手なので、冷めた傍観者として過度に従順になったりします。
怒りを表現するのも苦手で、代わりに人前から遠ざかることで、強く意志表示します。

いまでいう「オタク」になる寸前の、優越感と劣等感の固まりのジョン・レノンさんの前に運命の人が現れます。
オノ・ヨーコさんとの出会いです。

オノ・ヨーコさんはジョン・レノンさんとは、真逆な性格の、わたしたちはタイプ8（愛称は、「挑戦する人」）だと推定しています。

ジョン･レノンさんが、時に反発したり反抗しつつ（家出をしたことも）、なぜあれほどオノ・ヨーコさんをかばい、執着し、生涯愛しつづけたのか。
ビートルズの仲間からも、世界中のファンからも、憎まれるくらいに。

相互補完的な、俗に言う「割れ鍋に綴じ蓋」な二人の相性、真逆な性格タイプのちがいにその秘密があったのです。

やがて二人のビジョンが合体し、わたし達がよく知るあの、創造性に溢れたインスピレーションと、様々なアイディアと世界的な活動。
相互依存的な関係に成熟していったのは、よく知られていることです。

次回は、そのオノ・ヨーコさんを。

タイプ5の有名人では、小泉純一郎（元首相）、大江健三郎、茂木健一郎、やくみつる（漫画家）、中村俊輔（サッカー）さんらが推定されます。

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