- 塚本 有紀
- フランス料理・製菓教室「アトリエ・イグレック」 主宰
- 大阪府
- 料理講師
対象:料理・クッキング
- 黄 惠子
- (料理講師)
(初出:11/14/2012 all aboutプロファイル)
「調味料一つで料理の味がぐんと良くなるという話を聞きますが、おすすめの調味料について、教えてください!」というご質問がきました。
ご参考までに、教室でフランス料理に使うときは・・
塩 ゲランドの塩 ここぞというときにはやはりゲランドの塩の花(フルール・ド・セル)を使います。味わい、見た目ともに素敵です。でも薄味のものを仕上げるときには「止めどきが分かりにくく、結局使いすぎ」という結果を招きやすいので、使いません。これは、とある生徒さんの「お吸い物に使ってみたらねぼけ、あげくの果てに入れすぎました!」との体験談から、全員で納得した結果です。カマルグの塩もよく使います。
イタリア海塩 モティア・サーレ・インテグラーレ・フィーノ(細粒) こちらはピタっと味が決めやすいので、いろいろに使えます。
オリーヴ油 ルブラン社(フランス) エクストラヴァージンオリーヴ油 惜しみなく、なんにでもたっぷり使えます。
ワインヴィネガー 白赤ともに、マルタン・プーレ社(フランス) 酸度は他のものと変わりませんが、丸い味です。
自宅では・・・
醤油 丸中醤油(滋賀)と湯浅醤油(和歌山)がともに、とても好きです。
塩は教室に同じ
酢 千鳥酢 ほかの皆様方と申し合わせたように同じですが、やはり。
いろいろなものを試しますが、これらの調味料は、けっきょく何度も何度も繰り返し買い続けているものばかりです。
いろいろお試しになり、どうぞご自分の1本を探しあててください。