- 伊東 なおみ
- ILSランゲージスクール 英語講師および日本語教師
- 東京都
- 英語講師および日本語教師
対象:英語
Hello everyone!
暦の上では春なのに、寒い日が続きますね。
さて、こちらILSランゲージスクールでは、おもに大手英会話スクールなどでは存在すらしない超初心者向けのコースから中級者を対象にレッスンを行っていますが、時折、学会で英語のスピーチをされているような上級者もいらっしゃいます。
日本語ですら聞いたことのないような専門性の高い内容を取り扱うときのレッスンは、もちろん生徒さんに語彙やバックグラウンドなどを教えていただきながらのレッスンになりますが、とても勉強になります。
え?私がいる意味がないって??
はい、その通りかもしれませんが、、、^^;客観的に話し方や文型、文法、正しい語彙の使い方、表現などをチェックして、より多くの話題を引き出し、スムーズな会話に導くのが私の役目です。
では、上級者のクラスでは、どのような教材を扱っているのでしょうか??
生徒さんにもよりますが、英語圏の新聞よりは読みやすい『The Japan Times』や、新聞よりは若干親しみやすく記事も短めのwebニュース『Japan Today』などを利用することが多いです。
海外の英字新聞も使いますが、日本を外から見た意見などを読み取れるので、The Japan Timesでは味わえない面白さもあります。
今回はちょっと頑張って『The Washington Post』を選んでみましたが、やはり表現などは本場の英語ネイティブが書いているだけあって、『The Japan Times』に比べるとかなり読み応えがあります。ですが、内容が日本の時事問題についてですので、ある程度は知識でカバーできるのではないかと思います。
最近の日本の挑発的な動きに対するアメリカの反応を書いた記事ですが、こちらからご覧下さい:
http://www.washingtonpost.com/opinions/jackson-diehl-japans-provocative-moves/2014/02/16/142b22e4-9599-11e3-afce-3e7c922ef31e_story.html
provocative(挑発的な)、preposterous(馬鹿げた)、non-factor(とりわけ重要ではない、何でもない)、belligerence(好戦性;戦争行為)、set off alarm bells(警鐘を鳴らす)、conspicuous(人目をひく)、deity (神)、belittle(~を小さくする、見くびる)、retraction(収縮)、furor(騒ぎ、熱狂)、op-ed(=opposite editorial オプエドページ。社説の反対側にある署名入りの評論や囲み記事など)、detente(デタント、緊張緩和)、heed(注意を払う)、animus(憎しみ、敵意)、flotilla(小型船隊)
上級者の方でも、見慣れない単語ばかりですが、文型、文法をきちんと理解できてさえいれば、あとは単語を調べれば何とか理解できます。
このレベルに近づけるよう、初中級の方は着実に基礎を積み上げて、レベルアップを目指して一緒にがんばりましょうね!