- Style Reformer 小林俊夫
- Style Reformer 『猫背改善専門スタジオ「きゃっとばっく」』代表
- 東京都
- ピラティスインストラクター
「頑張っているのに・・・・・・」
日常生活で
わりかしよく聞かれる言葉だと思います
この後に続く言葉として多いのは
「頑張っているのに認めて貰えない」や
「頑張っているのに給料が上がらない」
などではないでしょうか?
僕はスタッフに
「頑張っているのは知っている」
という言葉をよく使います
お陰様で、一緒に働く仲間には恵まれ
本当に日々頑張ってくれています
そして、それを分かった上で
上記の言葉をよく使います
それは何故か
僕らがプロフェッショナルだからです
当たり前のことですけど
プロである以上
自分の志事に対して努力をするのは
呼吸をするのと同じくらい自然なことであり
求められるのは「結果」なのです
もちろん
「頑張る」ということが大切でない訳ではありませんし
その行為は素晴らしいと思っています
しかし、日本では
「頑張る」ということが、やたら美化をされて
しまっている様にも感じます
その「頑張り」が正しい「頑張り」なのかの
検証を行うことなく
ただ量だけをこなしたつもりで
「頑張っている」と思ってしまう
これはとても危険なことです
人一倍頑張っているのに
結果が出ないということは
以下の3つが大きな原因かと思います
①考え方が間違っているか
②やり方が間違っているか
③本人の「頑張る」基準が低く、まだ努力量が足りていないか
しかし、この3つを検証せずに
誤った考えとやり方で頑張った気になっている
そして
「頑張っているのに、認めて貰えない」と思ってしまう
これでは、なかなか成長しない訳です
「頑張る」ことはもちろん大切です
しかし、それ以上に、その頑張りが適切なのかを
検証することが大切です
厳しい言い方かもしれませんが
例えば 以下の様なこと
「専門書を読む様になりました」
「毎日新聞や毎週1冊は本を読んでいます」
「週に2回はトレーニングをしています」
これは「頑張り」なのでしょうか?
プロ野球選手の言葉に言い換えれば
「毎日素振りをしています」
「練習後にグローブの手入れをしています」
「試合後はストレッチで身体のケアをしています」
おそらく上記の様なレベルのことだと想います
これでプロ野球選手として活躍できるでしょうか?
以前、努力量については
何を目指すかによって変わるということを
書かせて頂きましたが
僕らはプロフェッショナルである以上
最低限のラインは自然と決まっている訳です
これから超高齢化社会を迎えるにあたり
2020年の東京オリンピックへ向け
僕らの運動指導者の需要は
今よりもっともっと高まっていきます
その時、社会から
そして世界から
日本の運動指導者がプロフェッショナルとして
認知をされる様な努力量や質とは
どの様な基準なのでしょうか?
皆で真のプロフェッショナル集団として
社会に、世界に、高い価値を提供していきたいですね♪
僕らは超高齢化社会 先進国ですからね
これから何十年と世界中に活躍の場がありますよ!!
この国に生まれた僕らは
ラッキーマンなみにラッキーですね♪
としお