【最幸ビジネスモデル】本音だから仕事になる。 - 新規事業・事業拡大全般 - 専門家プロファイル

星 寿美
プラウドフォスター株式会社 代表取締役
東京都
経営コンサルタント
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【最幸ビジネスモデル】本音だから仕事になる。

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 【最幸ビジネスモデル】  2014.2.28 No.0808
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■今日のテーマ
 本音だから仕事になる。
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友人Tさんの、つい最近の素敵な体験談。

Tさんは、それまで
人に役立つ事で自分の存在価値を感じていた。

だから、
何か問題を抱えている人に対して
自分が関わる事で「解決してあげる」ということで、
自分の存在価値を感じていたのだと思う。

もちろん、無意識レベルで。

だから、
お友達やお客さまは
問題を抱えている人や
なんとかしてほしい、と思っている人が
集まっていたようだ。

 ここ数ヶ月、Tさんと私は、
 問題は勝手に創り出している
 自作自演だから
 実は、そもそも問題はどこにもない、だとか。

 自分が助けたいと思っているから
 見事に助けてほしいと思っている人が
 集まってくる、
 というような対話を重ねてきた。

もし、
問題を解決するとか、役にたつ、
という事を手放して
ただ、
自分の存在そのもので在ることこそが
最高の価値だとしたら?

自分が自分で在るだけで
響きあいと循環が生まれて
いいエネルギーが循環するとしたら・・・?

そんな対話を通じて、
Tさん自身の考え方は変化していった。

そして、先日の事!

社員の事が少しも信じられない
対立の姿勢を見せる経営陣たちの相談に
Tさんが乗ったそうだ。

それで、とことん話を聴くと
まぁ、見事に対立思考。
社員を悪く言い、コントロールし
あくまでも戦う姿勢だったとか。

その話を聴いているプロセスでフトTさんは
こういう人たちとは、もうつき合わない。
関係を切ってしまおう。

と考えたそう。

そして帰りがけに

「正直言わせていただくと、
 今日皆さんが言っていたことには賛同できない。
 
 自分は職員と経営者は信頼関係で
 結ばれると信じている。

 もし、自分が関わるとしたら
 社員の本音もとことん聞き出すと思う。

 私が目指しているのは双方満足です。
 話し合いの途中で、
 経営者もそれで満足ですか?と突っ込みますよ。
 これは第三者でないと中々できないんです。」

と、思ったまま、感じたまま伝えたのだそう。

すると、その経営者は

「やっぱりもっと職員の話を聞いてみましょうかね?
 新年度はTさんその間に入ってもらえますか?
よろしくお願いしますね。」

と頼まれたのだそう。

もし、今までのTさんだったら
問題そのものにフォーカスして
それをうまく解決するには?という思考だったかと
私は思う。

けれど、今回は
「もう関係を切ってしまおうか?」という
自然にこみ上げてきた自分の感情も尊重し
相手へのコントロールも何もなく
ただ、ふっと感じるまま「本音」をそのまま
伝えたのだと思う。

すると、
その本音が、
相手の深い部分の本音に響き・・・。

どちらが有利だとか、勝ち負けとか
コントロールではなく、
一人一人が幸せに在る方法を模索するプロセスを
Tさんに依頼してきた、という事なのだと思う。

なんて素敵なプロセスだろう!
と思ったのでシェア。

私自身。
もう最近では、
どんな仕事でも「本音」しか言わない。

結果をどうしよう、なども手放し
ただ、ただ自分自身で在る。
その自分自身がそのまま関わる。

すると、一番いいふうに勝手になっていく。

だから、
みんなが幸せな心地よい仕事になる。

仕事だから本音が言えない、
などという声も聞こえてくるが、
私は仕事を通じて、
本音だから仕事になる、と実感している。

自分らしく仕事をしている友達が増える事は
とても嬉しい。

自分で在ることが
一番の存在価値である事を
体験できる事って、
本当に幸せなプロセスだと思う。

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■今日のまとめ

 本音だから仕事になる。

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