定番のフォレ・ノワール 2月の製菓基礎講座にて - 料理教室 - 専門家プロファイル

塚本 有紀
フランス料理・製菓教室「アトリエ・イグレック」 主宰
大阪府
料理講師

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対象:料理・クッキング

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閲覧数順 2024年04月24日更新

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定番のフォレ・ノワール 2月の製菓基礎講座にて

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フォレ・ノワール foret noire 2月の製菓基礎講座にて

今年もフォレ・ノワールの季節が巡ってきました。
黒い森という意味のお菓子フォレ/ノワールは、ココアのジェノワーズ、キルシュ漬けのサクランボ、泡立てた生クリーム、そしてチョコレートの削り屑で構成されます。

私も大好きな組み合わせですが、フランス人のパティシエで、「一番好きなお菓子はフォレ・ノワール!」と答える人がいると聞き、とても納得します。
フランスで唯一といってもいいくらいの、生クリームですぽんと覆ったケーキなので、子供時代のよき思い出なのかと思いきや、さくらんぼのアルコールははんばないレベルにカン!と効いています。
「実はフォレノワが大好きなのです」とおっしゃる生徒さんが2人もいるチームがありました。
わかる、わかる! です。

日本のいちごデコ「スポンジと生クリームといちご」の三位一体のおいしさも素敵ですが、フランスの「ココアスポンジと生クリームとさくらんぼ」も相当です。
とてもクラシックな組み合わせですが、定番ということは、どちらも長く愛され続けてきているということなのです。
ただしパリのお菓子屋さんならどこででも食べられる・・・という分けではないのが、残念!