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柴垣 和哉
(ファイナンシャルプランナー)

閲覧数順 2024年04月23日更新

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金ETFとは

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投資運用

2008年6月30日に東京証券取引所に金ETFが上場しました。



1.金ETFとは


ETFとは、日経平均株価(日経225)やTOPIXなどの指標に限りなく連動するように設定され,証券取引所に上場されているファンド(投資信託)です。

従来日本では、株価指数に連動するETFはあったのですが、初めて商品の現物価格に連動するETFが東証に上場されました(海外ETFです)。

ちなみに、大阪証券取引所に上場されている「金価格連動型上場株式投信」は投資対象が金の現物ではなく、金価格に連動する有価証券(リンク債)に投資しています。

商品そのものを信託財産としているETFは、現行法では投資信託ではなく、「信託受益証券」と分類されます。


2.主な特徴


・上場しているため、どこの証券会社でも買える
・株式と同様にリアルタイムに取引が出来る
・価格が把握しやすい
・リスク分散効果がある
・原則、配当はない
・現物との交換が可能


3.主なリスク


・金価格の変動リスク
・為替リスク
・緊急の場合、解約請求が停止または延期される場合がある
・信託財産である保有金資産の紛失、盗難、損傷など


4.税金


(1)配当
原則配当はありませんが、あった場合は配当所得となり、配当控除はありません。

(2)売却損益
通常の株式と同じ取扱いになります。
譲渡益に対し10%の課税。
損益通算や譲渡損失の3年間の繰越制度もあります。
特定口座も利用できます。

(3)相続税(東証HPより)
日本国の居住者が本受益権を相続した場合、当該本受益権は日本国の相続税の対象となります。
この場合、本受益権が同時に米国の遺産相続税の対象となることがありますが、米国で支払われたこれらの租税については、一定の場合、日本の相続税法上、外国税額控除が認められています。


5.現物との交換は


金ETFの特徴として、直接金の現物に投資しているため金との交換が可能です。

しかし、現在日本国内では交換は出来ず、NYの一部の証券会社での取り扱いのみになりますが、交換の単位が大きいため、一般の投資家向きではありません。

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