- ガラヴェル 伸子
- Chemin-h チーフ アドバイザー
- 留学アドバイザー
私は子供(2人)を当然フランスで育て、フランスの公立学校に通わせています。
ただ、日本語オンリーで話しかけていますし、日本語学校なんぞにも通わせていますので、これをヒトはバイリンガル教育と呼ぶのでしょう。
まぁ、言葉を学び、文化を学ぶってな感じでやっぱ喋れたほうがいっかな?という考えは当初からありました。
… …。
んが。
どちらかというと、私のため。
ざっくり8割は私のため。
私は日本語を話すのが好きなんです!!
子どもとぐらいガッツリ日本語で会話したい!!
ええ、ええ。そんな理由でず~っと日本語で通してきました。
そして先日。
いろいろ自由な発言の多い息子(7歳)が。
「ママー、僕って将来、こどもするでしょ?」
(注:こどもできるでしょ、というような意味。フランス語の言い方を日本語で直訳しているためこんな表現になっています。はぁ…がんばれ私)
私「そだね。こども、たぶんできるかもね」(←いちおう正しく言い直す)教える側の地道な努力です。
息子「僕の子供にもさ、日本語教えてあげてくれる?僕たぶん、どうやって教えていいかわからないもん」
私 Σ(゜Д゜;)! 子供の言語教育を心配する7歳児!!
私「う。うん。でも、ママその頃旅行とかしていろいろ遊んでいたいから、いづ(←息子)の側に今ほどはいないかもな~。」
息子「じゃぁ、どうするの~~!」
おっと「いづが日本語ず~っと喋ればいいんだよ。ママみたいに」(問答無用風)
息子「…。…。」
ここで会話は終わりました。
私としては、日本語を子供にも教えたいと思ってくれるのは嬉しいですね。
まぁ、自分が話せることに価値を感じてくれているのでしょうから。
ただ、その子が本当に学びたければ、大人になってから頑張って学ぶことだろうよ、と内心思ってもいたのでした。
ま、教える方も、自分の母国語じゃないとかなり大変だろうしねぇ。
だって、状況が逆で、私がフランス語を子供にず~っと話すなんて、いや~キツいかも。
親子間では、教える方も嬉しいというのは大事かもしれません。
息子よ、まずは自分の日本語、がんば♫
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