起業を考える人にも、人に対する好き嫌い、商品やサービスへの好き嫌いなどがあります。美人は苦手という人も、開業してお客さんが美人だったら、笑顔で対応しかありません。外国人が苦手とか、子どもが苦手とか、人によっては好き嫌いを言い出す人がいますから、どうしたらよいですかと質問を受けることもあります。
これから起業しようとする人が、好き嫌いを言っているようではビジネスは上手くいきません。その場合、起業は止めておいたほうがよいです。起業は上手くいかないと思います。起業して成功している人に共通していることは、好き嫌いのあるなしより、何事にも好奇心をもっていること。
その場合、好き嫌いなどのレベルで考えることをしない人です。嫌いとされる対象の場合、多くはよく知らないことが、嫌いと結びついているケースがほとんど。子ども嫌いの人も、自分に子どもができると、子ども大好き人間になるようなケースはよくあります。単に、接する機会がなく、どうしてよいか判らないことが嫌いな原因です。
ビジネスの場合、この嫌いなことがビジネスチャンスになることは多くあります。アレルギーやトラウマがない限り、好き嫌いのような、甘えたことの言っていられないのがビジネスの世界。起業をしますと、それまでは苦手だったことが次々に降りかかってきます。好き嫌いは、「知っているか知らないかの違いだけ」を思い出して、立ち向かってください。
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