沈下修正工事から大工工事まで・栃木県宇都宮市 - 新築住宅・注文住宅 - 専門家プロファイル

吉田 武志
有限会社 ヨシダクラフト 代表取締役社長
栃木県
建築家

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対象:住宅設計・構造

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沈下修正工事から大工工事まで・栃木県宇都宮市

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IS-houseリフォームは、通常のリフォームと違います。
通常のリフォーム工事の前に
沈下修正工事という大工事がありました。


1枚目の写真は、沈下修正工事で建物の高さを調整しているところ。
鋼管杭に油圧ジャッキを取付、高さ調整しています。
職人の緊張している表情が写真から分かると思います。

布基礎の為、高さ調整は難しかった。
あちらを上げると、こちらに支障がでる。
こちらを調整するとあちらがダメと言う感じ。

28本の鋼管杭を打ちましたが、建物の杭ごとの高さを決める、
バランスポイントの見極めは、管理者である私の判断になります。

今後の工事に支障が無く、金額負担も最少で
生活にも支障ない高さを非常に短時間で判断しなくてはなりません。
正直に言うと、「私の判断は良いのか」と非常に迷います。
リフォーム工事は現状を見て、判断の連続になりますが、
この判断は特に重かった。

職人に何度も高さ調整してもらい、これが最善だという高さに納まりました。
お客さんも終日現場立ち会って頂きました。
私の判断も見て頂き、説明も出来たので良かったです。



2枚目の写真は、建物を上げた直後の外部の給排水管。
建物を最大9センチ程上げたので、
外部の給排水は建物を上げる前に基本的に切り離しておき
沈下修正工事完了後にジョイントします。
建物が9センチ上がったので、
勝手口外のコンクリートで出来たステップも壊れて造り直しました。


3枚目は、室内の土間の人が入っていた穴を埋め戻して
防湿シートを敷き、砕石を入れ束石をセットしたところ。
これから大工工事です。


4枚目は、大工工事。
床の下地木材を組んで、断熱材を入れています。
通常のリフォームだと、ここからスタート。


5枚目は大工さんがパインフローリングを貼っているところ。
いつも思いますが、このパイン材は良いです。
死節(穴のある節)や経年のササクレが非常に少ない。
当社ショールームもこのパインフロアを使っています。
室内で犬も飼っていますが、問題ありません。

次は大工工事の動画をアップします。


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