- 下枝 三知与
- NPO法人健康福祉実践協会(理事)CST コミュニケーションサポートチーム(代表)
- ビジネススキル講師/カウンセラー
対象:ビジネススキル研修
共感問診力アップメディカルコーチの下枝三知与です。
昨日のブログで、夫の叔母の死を「偲ぶ」内容を綴りました。
以前にも書きましたが、今日は「悲嘆ケア」の実践について考えてみます。
「悲嘆ケア」とは簡単に言えば、悲しみに沈む人たちの心のケアのことです。
心のケアですから、当然心理学を学ばないとできないのか?と考えられると思います。
ですからまだまだ、これを実践できる人は本当にわずかです。
この活動を推進されているアルフォンス・デーケン先生(上智大学名誉教授)は全国を回って講演し、その実践の重要性を説いていらっしゃいます。
あらゆることに共通することですが、人に何かを伝える際には、まず自分自身がその中身をしっかり「納得」しているかどうかです。
単なる「知識」をもっているだけでは「実践」はできません。
・「死」というものを悲しい出来事としてとらえるのではなく、その人の人生の終
焉の場所であること。
・「人は死に向かって生きている」こと
・「だからこそ、一生懸命悔いの残らないように生きる必要がある」こと
このようなことを自分自身が心から理解し、納得しなければ、相手の悲しみの心のケアはできないのだと・・・
今日そのようなことを改めて感じました。
皆さんはどのようにお思いですか?