【最幸ビジネスモデル】人間関係の正体。 - 新規事業・事業拡大全般 - 専門家プロファイル

星 寿美
プラウドフォスター株式会社 代表取締役
東京都
経営コンサルタント
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【最幸ビジネスモデル】人間関係の正体。

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 【最幸ビジネスモデル】  2014.1.28 No.0786
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すべての事象が仮に物体だとしたら、
視点はたーーーーくさんあるし、
少し視点をずらしただけで、
違うものに見える事もわかる。

視点という空間軸や時間軸、立場という概念など
考えれば、それこそ無限に近い見方ができる。

にも関わらず、
たった一つの視点から、物事の一面だけを見て
悩み苦しんでいる人が多かったりする。

そして、
お互いに見ている面が相手にも見えていると
思い込んで話がこじれて感情的になっていく。

ひも解けば、
あまりに単純で、なーんだ!わははははー、
と笑えるような事も、
視点が一つというだけで、
それで、長年の積み重ねも加わり、
深刻な問題になっている。

と言う事が、
相談に乗っていて見えて来たし
視点や時間軸や立場などを自由に行き来できる
第三者が間に入れば
わりと解決してしまう事も多い事を
実感している。

ここで解決する、というのは
それぞれが、それぞれにとって
一番いいふうになっていく、という意味。

本来の在り方にもどって
自分もお互いも尊重し合い思いやれる、という意味。

本質は、
本当はとってもシンプルなのだなぁ。しみじみ。

シンプルなのに
なぜ、傷つけ合いこじれていくのか?

それは
誰の心の中にも「癖(習慣)」があり
その癖に沿って、ひとつの見方をしている。

 その癖は大抵は親子関係の事が
 元になり、ついている。
 その話はまた次回。

その見方から見えている事が
相手にも見えていると思っている。

見えていると思っているから
「なーんで、こんな簡単な事が分からないの?」
「え、こんな事するなんて理解できない。」
とお互いに考える。

相手に分からせようとする。
自分を理解してほしいと思う。

それが積み重なっていく、という、
これまたシンプルな図式。

けれど、
もし仮に、自分に見えている世界が
相手からは真っ暗闇で、
相手はまったく別の世界を見ていて
自分には、その世界が真っ暗闇だとしたら?

お互いに
まったく別の話を、同じ言葉を使って話しているだけ
という事にならない?

これで、もし理解し合えたら
エスパーか魔法じゃない?

そして。

ひも解けば、お互いに
お互いの幸せを純粋に願っていると言う事が
出発点だとしたら。

対立して傷つけ合う事が
とても悲しい事だと思う。

だれも、相手を傷つけたくてしている訳ではなく、
どちらも、相手を思う気持ちからなのだから。

人って、本当に素敵。

自分と相手の幸せをここまで深く願う私たち人間って
本当に素晴らしい存在だと思う。

人間関係の問題に出会い
それを、ひも解くたびに感じている。

どんなに憎しみ合うような関係も
その底には
お互いに、自分と相手への愛がある。
愛、だからこそ傷つくのだ。

だからこそ、悲しいのだ。

その深い傷や悲しみがあるほど
愛の大きさに気付ける、というしくみ。

それが人間関係の正体。

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■今日のまとめ

 どんなに憎しみ合うような関係も
 その底には
 お互いに、自分と相手への愛がある。
 愛、だからこそ傷つくのだ。
 だからこそ、悲しいのだ。

 その深い傷や悲しみがあるほど
 愛の大きさに気付ける。
 
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