- 橘 凛保
- 社団法人橘流恕学アカデミー 理事長 講師
- 東京都
- マナー講師
対象:婚活
- 舘 智彦
- (しあわせ婚ナビゲーター)
『徒然草』に三毬杖の記述が・・・
さぎちやうは 正月に打ちたる毬杖を 真言院より神泉苑へ出して焼き上ぐるなり
とあります
平安時代の貴族の正月遊びに「毬杖(ぎっちょう)」と言う杖で
毬をホッケーのように打ち合う遊びがあったようです
小正月の1月15日に清涼殿の東庭で青竹を束ねて立て毬杖3本を結び
その上に扇子や短冊などを添え
陰陽師が謡いはやしながらこれを焼いたという行事があったそうです
炎の上がり方煙の上がり方でその年の吉凶などを占ったとされます
毬杖3本を結ぶことから「三毬杖(さぎちょう)」と呼ばれました
以前調べた著書のなかに 絵がありました
茶道の墨に使われる太い丸い物を「丸毬打」「割毬打」があります
この正月遊びの「毬打」に似ているからだそうです
おもしろいですね
今は「左義長」という字もあてられています
一般社団法人橘流恕学(jyogaku)アカデミーhttp://tachibanaryu.net/
一般社団法人橘流恕学アカデミーでは、マナー研修・茶道・和文化などを通して
「恕」の精神を伝えています
「恕学」とは「自分を受け入れること」「相手を受け入れること」「互いに想いを馳せ合うこと」「相手の身になる」を実践して豊かな人生を送るための学びです
橘 凛保(Riho Tachibana)