マンション投資にサラリーマンは向かない？？【その１７】

昨日付けで、国民生活センターから婚活サイトなどで知り合った相手から、

投資マンションの勧誘に関する報道発表があった。

詳しくはこちらを参考に。

今更ながらと思いつつ、内容をみてみよう。

相談件数は2013年度で４２件。

おそらく実態はこの数十倍はあると思う。

巷にある投資用マンションは吟味すれば買うべきかは判断できるが、

恋愛感情が利用されるとそうはいかない。

この報道発表の内容では契約した平均金額が記載されている。

概ね平均3,000万円。

しかしながら、この額は１戸ではないはずだ。

通常、年収の高い人になれば、２、３戸は購入してしまう。

しかも、短期間のうちに…

中でも知り合う相手は資産管理の専門家と名乗り近づいている。

聞きだされるのは年収、しかも源泉徴収票を見せてほしいと必ず言ってくる。

この年収がわかればローンが組めるかどうかは判断できる。

例えば、７，８００万円の年収で住宅ローンが無ければ、投資マンションは２，３戸買える。

恐ろしい話だ。

この点はローンの仕組みを熟知していないとわからない。

これで、いわゆる「お客」になるかどうかの値踏みをしている訳だ。

本来、婚活サイトは結婚を考える人たちの場。

それがいつの間にかマンションを斡旋する場になっている。

こうして購入してしまったマンションは解約や売却には手間と時間、お金もかかる。

この手の話には充分に注意すべきだろう。

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