- 橘 凛保
- 社団法人橘流恕学アカデミー 理事長 講師
- 東京都
- マナー講師
対象:婚活
- 舘 智彦
- (しあわせ婚ナビゲーター)
お正月飾りを燃やす行事が
「どんど焼き」です
地域によってずれがありますが
15日の「小正月」に行う所と
8日に行う所とあるようです
これは「お正月」をいつまでとするかに関わりますね
東京では7日までを「松の内」とするのが一般的ですから
東京の「どんど焼き」で有名な 鳥越神社では
8日に行われます
都内では珍しいですね
松飾りなどお正月飾りをうずたかく 積み上げます
2011年1月8日 鳥越神社
まず 祝詞があげられたあと
火がつけられます
お正月飾りに宿った歳神様が天にお帰りになるのを見送る儀式ですね
よく燃え上がっています
都会の真ん中で
このように火をつけるのは 難しいことですね
竹の棒の先にひもを結び お餅を吊るします
子どもたちはその竹の棒を持ち 火にかざしながら
「トンド トンド トンド トンド」
と唱えながら地面を叩きながら 火の周りを回ります
しばらくするとお餅が焼けてきます
焼けると言うよりは黒こげになるといった方が良さそうです
人が多くて近くに行かれません
子どもたちはそのお餅をいただいて食べるのです
このお餅をいただいた人は
1年間病気をしないというおまじないです
無病息災を願います
子どもの数が少なければ大人にも順番が巡ってきます
なにしろ 都会の真ん中です
民家も隣接します
備えは万全でなければなりません
火をつける前にも 屋根などに放水します
裏に回ると
消防団員が待機していました
消防団のみなさまが待機しています
表通りには 消防車も待機していました
万全に供えることが大事な行事です
ここ数年はいかれませんでした
写真は2011年のものですが
鳥越神社の「とんど焼き」です
「三毬杖」のいわれは次回をお楽しみに
一般社団法人橘流恕学(jyogaku)アカデミーhttp://tachibanaryu.net/
一般社団法人橘流恕学アカデミーでは、マナー研修・茶道・和文化などを通して
「恕」の精神を伝えています
「恕学」とは「自分を受け入れること」「相手を受け入れること」「互いに想いを馳せ合うこと」「相手の身になる」を実践して豊かな人生を送るための学びです
橘 凛保(Riho Tachibana)