- 澤田 勉
- 保険比較ライフィ
- 東京都
- 保険アドバイザー
対象:経営コンサルティング
- 戸村 智憲
- (経営コンサルタント ジャーナリスト 講師)
- 荒井 信雄
- (起業コンサルタント)
大きくはこの三つ。
1)経営者(社長・取締役)の死亡による企業経営のリスク
・経営者死亡時の銀行借入の清算
・死亡退職金の支払(遺族へ)
・経営者バトンタッチまでの運転資金準備
2)役員退職金の準備
・税効果を得ながらの積立
・事業承継・相続対策・老後資金準備
3)納税の繰り延べ・節税対策
・新規事業資金の積立
・対取引先に対する値引き交渉防衛
・含み資産の形成
・中期的キャッシュフローの充実
この目的と自社の規模・財務内容・ビジネスモデルによって
''『どんな種類の保険を、どのくらいの金額で、いつ契約するのか?』を
決めていきます。
1)は「保障を買う」発想でできるだけ安価に済ませるべきです。
2)は引退時期を見定め、中長期的に準備すべきです。
3)は当然黒字であり、短中期的計画に従い取り組みます。
どの場合でも重要なことは「経営者の事業計画」に則り、
予定が狂った場合でも臨機応変な対応が取れるようにしておくべきです。
企業保険はうまく使えば経営上のメリットを得ることができますが、
計画通りに進まなかった場合、大きなデメリットになる可能性も秘めています。
ポイントはいくつかあります。
A)できるだけ年払いで契約する。
・月払と比べ、年間8〜9%の割引が適用されています。
B)自動引き落としにしない。
・経営危機のときでも引き落としは優先されてしまいます。
簡単に止めることができませんので。
C)財務を理解している担当者から加入する
・万が一の想定をせず、商品提案してきますし、
社長の意図が理解されないとき困りますので。
年払い契約なのに「自動引き落とししかできません」という
保険営業マンがいますが、これは「うそ」です。
保険契約の継続維持を目的として考えているからです。
契約者の権利として振り込みでも自動引き落としでも選べますので、
契約時に「振り込み扱いで!」と言ってくださいね。
(月払は自動引き落としです)
商品決定には、他にも契約者貸付(融資)の有無や実行までの日数、
銀行・ファイナンス会社から見た担保価値、様々な要因がありますが、
ようは財務の解る専門家から加入しましょう。
来月、当社でセミナーを予定しております。
近日中にご案内いたします。
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