奥田百子『なるほど図解 商標法のしくみ(第2版)』(中央経済社、2012年) - 民事家事・生活トラブル全般 - 専門家プロファイル

村田 英幸
村田法律事務所 弁護士
東京都
弁護士

注目の専門家コラムランキングRSS

対象:民事家事・生活トラブル

鈴木 祥平
鈴木 祥平
(弁護士)
村田 英幸
(弁護士)

閲覧数順 2017年10月16日更新

専門家の皆様へ 専門家プロファイルでは、さまざまなジャンルの専門家を募集しています。
出展をご検討の方はお気軽にご請求ください。

奥田百子『なるほど図解 商標法のしくみ(第2版)』(中央経済社、2012年)

- good

  1. 暮らしと法律
  2. 民事家事・生活トラブル
  3. 民事家事・生活トラブル全般
相続
なるほど図解 商標法のしくみ〈第2版〉/中央経済社
¥2,310 Amazon.co.jp


奥田百子『なるほど図解 商標法のしくみ(第2版)』(中央経済社、

著者は弁理士である。商標法の入門書である。

商標法のしくみを全て図解しているわけではなく、平易な文章に、おおむねイラストが付いている形式の本である。

今日までに、上記書籍を読み終えました。

第1章 商標とは

第2章 商標の出願から登録まで

第3章 商標の類似

第4章 商標の登録要件

第5章 商標権およびその制限、ライセンス、譲渡

第6章 商標の無効審判、取消審判、異議申立て

第7章 団体商標、防護標章

第9章 商標をとりまく周辺法

ただし、結構、初歩的な間違いが見受けられる。

例えば、著作権について、アイディアを保護すると書いてあるが、アイディアそのものを保護するのではなく、創作的な表現が保護対象である。

また、比較的古い裁判例も紹介しているのは良いとは思うが、現行の商標法に即した方がよいと思われる。現行の商標法には妥当しない旧・商標法に関する裁判例を長々と紹介するのは、いかがなものかと思われる。

・例えば、商標権として、商品の商標しか認められず、役務の商標が認められていなかった時代の裁判例

・商標の「使用」に「輸出」が含まれていなかった時代の裁判例

ちなみに、不正競争防止法の周知商品等表示(商品形態)の例として挙げられている、バター飴缶事件は、『商標・意匠・不正競争判例百選』68事件とは、別の事件である。

2012年)