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小菅 太郎
アイナパル 代表取締役
東京都
ITコンサルタント

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閲覧数順 2024年04月23日更新

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「東京五輪」が標的に!? 日本でも急増する「身代金型ウイルス」被害にご注意を。

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インターネットを楽しんでいたら、突然・・・

「違法行為をしたため、画面をロックします」
「パソコンの中身を暗号化しました」

こんな英語メッセージが表示されて、パソコンが使えなくなると言う報告が増えてきた。

しかも、再起動しても症状は変わらず、「ロックを解除したい場合お金を支払ってください。」というメッセージが表示されたりする。

このウィルス攻撃(マルウェア)は2012年頃から欧米に広がっていたが、ここ最近、日本でも同様の脅威が報告され、パソコンを人質にして身代金をたかるという手口から、通称「身代金型ウィルス(ランサムウェア)」と呼ばれている。

「身代金型ウィルス(ランサムウェア)」に感染すると、サイバー警察やFBIなどの公的機関を名乗る違法行為に対する処罰の警告画面が表示される。

 

その画面には、「時間内に罰金を支払わなければロックの解除ができなくなります」と記載され、再起動しても同じ画面が表示される。

つまり、パソコンが操作できない状態に陥る。


警告を出している犯人がサイバー警察やFBIなどを名乗り、画面上にも著名な団体のロゴが並んでいるかなりの悪質な行為。

この画面を見ると、「罰金を払わなきゃ!」とパニックになってしまうユーザーも多いと聞く。

そして、クレジットカードや電子マネーの決済サービスに誘導され、支払いを要求される。

もちろん、支払ったとしても、データが無事に復活できるという保証はない。


2020年東京五輪開催が決まってから、この「身代金型ウィルス(ランサムウェア)」による攻撃が国内で急増している。

開催決定後の日本を狙ったという説、近隣国からの五輪妨害説など様々な噂が飛び交っているが、個人でも被害報告が増えているため注意するに越したことはない。

 

この「身代金型ウィルス」に対応しているソフトは、残念ながら多くは無い。
ウィルス対策ソフトを入れているから大丈夫だと思わず、対応済みかを確認することをお勧めする。

今この記事を読んでいる方々は「そんな心配いらないよ」と思うかも知れませんが、会社ではスタッフが、ご自宅では家族がこの被害を被る可能性もあります。

「身代金型ウィルス(ランサムウェア)」にご注意を。


「身代金型ウィルス(ランサムウェア)」対応済みウィルス対策ソフト例
ESETセキュリティソフト
http://bit.ly/17luhNS

 


コチラでも情報配信中です。
http://1stmeiwaku.com/

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