正月飾りを今日まで残しているところは、かなり少ないのでは?
借入金を含めた資金繰りについて考えてきました。
最後に簡単に一言。
◯利益の数字は解釈であり、嘘をつくことがある
会計は事実を記録するもの、というのは実は嘘だったりします。
会計帳簿上、もっとも重視される利益という数字はあくまで事実を解釈したものです。
従って、会計上黒字だから会社は健全、なんてことはありません!
そして、それに対して
◯現預金残高は嘘をつかない
もし現預金残高が減っているなら、商売上何かヘタを打ったのです。
もちろん、何か特別な使い道があったゆえの減少は良いです。
しかし、よくわからないけどお金が減っているなら、それは何かが不味い証拠です。
というわけで、小さな会社を継続させるためには、何よりも現預金残高の推移をしっかりと追って頂きたい、ということで締めさせて頂きます。
いつもお読み頂き、ありがとうございます。
このコラムの執筆専門家
- 高橋 昌也
- (税理士)
- 高橋昌也税理士・FP事務所 税理士
「税務×経営コンサルティング」の複合サービスを提供します
節税だけ考えていては事業の根幹が危うい時代。当事務所は、税務・会計はもちろん、マーケティングや経営戦略提案にも強みを発揮。とくにキャッシュベースの経営を重視し、小規模事業体が「いかにキャッシュを毎月手元に残すか」のアドバイスを行います。
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