子供の頃の記憶 - 姿勢・ウォーキング - 専門家プロファイル

YURUKUウォーク 代表取締役
大阪府
姿勢・歩き方コンサルタント

注目の専門家コラムランキングRSS

対象:イメージコンサルティング

専門家の皆様へ 専門家プロファイルでは、さまざまなジャンルの専門家を募集しています。
出展をご検討の方はお気軽にご請求ください。
Noriko式ウォーキングのBjウォーキングスクール代表Norikoです。
ウォーキング個人セッションではカウンセリングのあと施術台で全身の緊張をとくケアをします。
その時生徒さんのお体の緊張具合が手に伝わります。

今日のセッションにいらした方は
5秒に一回の頻度でクッと全身に力を込めるクセがありました。
ご自身も気づいておられました。

力を込めた状態では筋肉はゆるまないのでもちろんやめていただきたいのですが
「力を込めないで」という言葉は
かえって相手の方に気を使わせてしまい
良い結果が出にくいので私はあまり使わないようにしています。

そこでゆっくり呼吸をしていただき吐いた時にゆるめていくようにしました。

ゆるめながら
「力を込めるクセは子供の頃からですか?」と、お聞きすると
「そうです。」と、即答されました。

私は気になって
「ご両親、厳しかったですか?」と、お聞きすると
「はい。母が」また即答されました。

それからは生徒さん自らお話してくださいました。

なんでも…
お母様の言っていることが1時間くらいで変わることはしょっ中で
意に反する態度や言動をするとものすごく怒られる。
その時々にお母様の顔色を見て
どう返事をすれば怒られないかを
子供心に一生懸命考えて過ごしていた。
とのことでした。


お体の緊張がかなり とけてきた時
こんなこともおっしゃいました。

「体がリラックスしてくると不安になります。
力を入れている方が落ち着くんです。」と。
そして「体をさわられるのが辛いので
セッションを受けることもとてもためらっていたんです。」と。


子供の頃からずっと
体に力を込めることで鎧をまとって
ハートが壊れないようにガードしておられたのですね…。


親のなにげない言動やなにげない行動が
知らないうちに子供を傷つけ
その子が大人になっても引きずってしまうことがあるのだということを
私たち親は忘れてはいけないと強く思いました。


またこのセッションが
鎧を脱ぎ捨てるきっかけとなることを願って止みません。
 |  コラム一覧 | 

カテゴリ このコラムの執筆専門家

(大阪府 / 姿勢・歩き方コンサルタント)
YURUKUウォーク 代表取締役

人生100年時代の歩き方を提唱する専門家

不調や体型悪化の原因となる"ねじれ"と"感覚のズレ"の修正で、根本的な改善を目指す、ツラいトレーニングゼロのメソッドYURUKUを考案。これまで3万人以上を指導。足作りへのこだわりが高じ、足用矯正具で特許を取得し、姿勢・歩き方矯正商品の開発も行う。