- 塚本 有紀
- フランス料理・製菓教室「アトリエ・イグレック」 主宰
- 大阪府
- 料理講師
対象:料理・クッキング
- 黄 惠子
- (料理講師)
彦根「ポム・ダムール」へ行ってきました。
滋賀県彦根市立花町2-8
http://www.pomme77.com
フランス人のパティシエと日本人の奥様のやってらっしゃるパティスリーと聞き、ずっと行ってみたいと思っていたのでした。去年のお正月に来たときは、そういえばお休みだったことを思い出します。
彦根城の広いお堀に面した、とても気持ちのよい場所にあります。かつ目の前のその堀の内側には、高校時代を過ごした母校が見えるのです。彦根に来ると、ツンと空気が澄んで気持ちよく冷たく感じられるのは、そんな背景があるからなのかも(実際のところ、少し寒いのです)。
そんなことはともかく、店内にはヴィエノワズリーやバゲットなども並び、カフェもあって、ゆっくりしたくなる空間です。
ショコラ&キャラメル
「ひこにゃんの兜をイメージしたのでは!?」
と弟。どうなのでしょう。
モンブランのタルト
最近増えてきたとはいえ、フランスにはじつは少ないシュークリームをシェフはどう作られるのかは、私にはとても興味深いことです。
がっしりめの皮の中にはカスタードと生クリームを混ぜたクリームがしっかりと詰まっています。
どれもきちんとフランス菓子ですが、でも日本人にもすんなり受け入れられる、絶妙なところに落とし込んであるように感じます。友人によると、かつてはもっとフランス的だったとのこと。そのさじ加減はやはり時間をかけて見つけられたのかもしれません。なるほどなあと思います。
どれもおいしかったのですが、一番気に入ったのは、このシンプルなチーズケーキ。
外側には、しっかりながら固すぎない生地があり、フォークを入れたときの感触が独特です。中には塩気のあるチーズのムースが入っていて、とてもおいしいのです。
これは従来のスフレチーズケーキをひっくり返して・・・構成や食感も味も組み変えて・・・ですから、再構築なのかも。おもしろい経験でした。
琵琶湖と夕日。ひさしぶりにきょうだい3人+その子供たち(=私の姪と甥)で、湖岸道路をドライブしながら帰宅します。
「もう、どこにいるの!?」
と夕食のことを心配する母から電話が。
「うん、今、湖岸道路」といっても長いけど。
初詣出に行くといって、実家を出てきたのでした。(結局行かずじまい)
たくさんの飛行機雲が見えます。名古屋空港から伊丹か関空に向かっているのかも。
「飛行機雲がなかなか消えない日の次の日は、お天気が悪いんだよ」
と小学生の姪。翌日本当に雨が降りました。