- 塚本 有紀
- フランス料理・製菓教室「アトリエ・イグレック」 主宰
- 大阪府
- 料理講師
対象:料理・クッキング
- 黄 惠子
- (料理講師)
シャンパンのマグナム、プティ・カミュザPetit-Camusat
クリスマスパーティのために、贈ってくださる方がありました。なんて、ありがたいことでしょう!
このシャンパンはとても珍しいものなのだそうです。
以下、その方から伺ったこと。
これは樹齢60年のヴィエイユ・ヴィーニュのピノ・ブランだけで作ったシャンパーニュ。
通常はシャルドネやピノ・ノワールが多いと思いますが、シャルドネより、アロマも果実味も豊かなピノ・ブランで作ると、完熟レモンの風味たっぷりシャンパンになるそうです。
頂いてみると、たしかに通常感じるようなシャンパンとはひと味もふた味も違います。ふわっと、でも強く、別の存在感が感じられます。
下さった方は「強い果実味がある」と即座におっしゃいました。
うああ、おいしい!
駆け足で試飲をさせてもらい、さて仕事に戻ろうときびすを返したところ、飲み込んだシャンパンから、強い果実味が戻り香としてやってきました。びっくりして、またくるっと振り返り、
「ほんとにすごい果実味です!」
そしてまた私はくるっとビュッフェの準備に駆け足で戻りました。
「あぁぁ、ゆっくり飲んでいたい・・」
でも忙しいくせに、なんどもシャンパンのあたりに戻っては、少しずつ頂いていたのでした!
生産量はたった1.5haの畑から1万本。ただしそのうちに日本にやってくるもの、さらにはマグナムとなるとさらに貴重なようです。
うふふ、ものすごく役得のような気分。非常によい経験をさせていただきました。ごちそうさまでした!