- 橘 凛保
- 社団法人橘流恕学アカデミー 理事長 講師
- 東京都
- マナー講師
対象:婚活
- 舘 智彦
- (しあわせ婚ナビゲーター)
お正月の迎え方 その2 「お供えの餅」 鏡餅
昔は鏡は人の魂を写すとして大事にされました
餅の丸い形を鏡に見立てたことから付いた呼び名です
1 餅 お米は収穫の最たる恵みです
それをついて粘り強くして丸くかたどり飾ります
ひとつは太陽(陽) ひとつは月(陰)を表しているといわれます
2 橙(だいだい)は実が熟しても落ちないことから
「代々家が栄える」の縁起かつぎです
3 譲葉は 次の葉が出ると古い葉が落ちることから
世代が途切れることなくの繋がることを意味します
4 裏白 シダの葉の裏の白いことから裏白といいます
裏も白いと言うことで誠実で裏切りのないことを示しています
☆一人暮らしの方へ
パックの鏡餅を使えば良いでしょう(写真)
橙はプラスチックですが
裏白もスーパーで売られています
下には半紙をしきますが
替わりにコピー用紙でも良いでしょう
いわれや意味がわかるとお正月の支度も
また楽しいものですね
一人暮らしをしていると
ついついお正月飾りもしないですませてしまう人もいるかもしれません
神様はいないと言う人もいるかもしれませんが
神様をお迎えするということ=人間が謙虚になる
と言うことだと思います
写真は一人暮らしの人にも簡単にできる室礼です
謂れや意味を知っていれば
簡略化された形のものを取り入れても良いと思います