空間を設計するということ。 - 住宅設計・構造全般 - 専門家プロファイル

杉浦 繁
Atelier繁建築設計事務所 代表
愛知県
建築家

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対象:住宅設計・構造

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空間を設計するということ。

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空間認識能力・・2




我々のような建築家などと呼ばれる人が設計した家の設計図というのは非常にたくさんの枚数があります。


木造でも少なくともA2サイズで50~60枚は描きます。




ただ建てるだけなら、図面なんて別に確認申請に必要な枚数の数枚だけあれば家は建てられます。


いりもしない図をいっぱい描いて金儲け?


なんてことではないんですよ・・





言い方が悪いかもしれませんが?


普通の家や建物・・

というのは立方体です。


普通の部屋というのは立方体。



わかりますか?




お宅の寝室や洋室や和室というのは立方体ではありませんか?

四角形の部屋に四角形の壁が4枚各辺についていて四角形の天井ではありませんか?


つまりその部屋は立方体の空間です。




こういった部屋や建物の場合・・

空間認識能力などはなくても容易に部屋の中を理解することが出来ます。



なので・・

こういった普通の建物や部屋の場合はそんなに大層な図面を描いたりスケッチやパースを描く必要はありません。


多少壁材や天井材でデザインしていたとしても形は全て真四角の平面です。

普通の平面と立面と断面があれば建物を建てるのにまったく支障がない・・

誰でもすぐに形が理解出来るからです。



図面その物も単純な図面ですから描くのは簡単です。




が・・


その形が複雑で四角くなかったり・・

天井が丸かったり段だったり・・

間接照明やニッチや付属物が多々あったり・・

飛梁や化粧垂木があったり・・


なんてすると?



図面でそれを作る人がわかるように表現しなければなりません。

適当に口で言ったりスケッチで見せたりだけではだめなのです。


作るためには正確な寸法が必要なのですから。




なので・・


我々の建てる家などの図面というのは普通の工務店さんやメーカーさんの建てる家の図面とは・・

根本的に枚数から内容から違います。




デザインを形を空間を図にして示す必要があるからで・・


だからこそ他より少し多めの設計料を頂くことになる・・


ただデザイン料を頂いているだけではないのです。








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