【家族で読む　HAPPY相続】執筆の思い

相続税増税方針が決まり、相続の知識は誰にでも必要になってきております。

相続関連の良書は、一家に一冊の時代から、一人一冊の時代になってきたと感じています。
そこで、【家族で読む　HAPPY相続】を執筆しました。

数ある『相続本』の中でこの本は、何が違うのか？

その違いについて、解説したいと思います。

まず、この本の著者ですが、
私を含む『NPO法人相続アドバイザー協議会の２３期』の有志が集まって書いた本になります。

NPO法人相続アドバイザー協議会とは、
相続に関する諸問題を解決できる専門家を養成することを目的とした団体になるのですが、
この団体で学べる相続の知識というのは、相続に対する『知識』は当たり前ですが、
それ以上に、相続に対する『考え方』や『理念』に重点を置いています。

HAPPY相続という題名のとおり、知識を深めて『権利』を主張するのではなく、
『知識』を深めて円満な相続・HAPPYな相続にして欲しいという願いで本を作成しました。
その為、単に相続の知識を得るだけではなく、

相続に対する考え方が学べる本になっています。

そして、この本の大きな特徴の一つ。
様々な専門家が結集して本を作成したということ。

弁護士、税理士、司法書士、土地家屋調査士、不動産鑑定士、中小企業診断士、
ＦＰ、不動産コンサルタント・保険コンサルタントなど。

これだけの専門家が集まって一つの本を作成してい本はないと思います。
では、なぜこれほどまで多くの専門家が集まり本を作成したのでしょうか？

それは、１人の専門家だけでは、相続の問題を解決することができないからです。
例えば、１人の専門家が解決できたとする相続の問題も、別の専門家から見たら、
新たに別の問題があることを指摘することもあるのです。

その為、この本では『相続』というキーワードを様々な専門家から見た目線の中で、
相続における問題点を上げ、解決するための方法を提示しています。

そういった意味では、相続本を選ぶときにどの専門家がどのような目線で書いているかを、
確認しながら読んでみると良いかもしれません。

とはいえ、そもそも相続の専門家とは誰でしょうか？

実は、相続の専門家とは、これら誰でもないのです。
なぜかというと、相続の知識はこれらのすべての知識を持っている必要があるからです。

逆に言うと、それぞれ専門家だけの知識では相続を柔軟に対応することができないのです。

その為、相続に対応できる専門家になるためには、自分だけの知識だけではなく、
常に様々な専門家の知識を学び続ける必要があること。

とはいえいくら学んでもその道のプロでわありませんので、そうした自分とは別の
専門家とのネットワークを持っている必要があるのです。

そう言った意味でも、この本を様々な専門家が集まって作ったことの意義は大きいと思います。

相続を学ぶことは権利を主張する為にあるのではなく、
円満な相続（HAPPY相続）する為に学ぶこと。

相続の問題は、一人の専門家では解決出来ないことが多く、
様々な専門家の知識が必要となること。

是非本書を購入して頂き、自身の相続にお役立て頂ければ幸いです。

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相続＆不動産お悩み相談110番
阿部龍治（あべりゅうじ）でした。
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