- 伊藤 誠
- 代表取締役
- 東京都
- ファイナンシャルプランナー
対象:家計・ライフプラン
- 吉野 充巨
- (ファイナンシャルプランナー)
- 吉野 充巨
- (ファイナンシャルプランナー)
夫36歳、妻26歳、子供0歳の家庭の主婦です。
今後の教育費のことを考えると悩みいっぱいです。
「学資保険、子ども保険が教育費の備えにならない」と聞きました。
「学資保険、子ども保険では払込より受取額が少ない=普通に貯金する方がよい」ということでしょうか?
・平成13年3月契約学資保険
・保険金100万円
・満期まで18年間
・月々保険料4,570円
これは子供が18歳になると100万円もらえる学資保険です。
18年後に100万円をもらうためには、{月々保険料4,570円×12ケ月×18年=987,120円}
4,570円を毎月1%で18年積み立てた場合は、{1,086,429円}になります。
それぞれメリットとデメリットがあります。
学資保険のメリット
・100万円の保険がついている
・天引きされるので強制的に積立ができる
学資保険のデメリット
・今の時代利息がほとんどつかない
・現在の低金利が18年間固定される
4,570円を月1%で18年積み立てるメリット
・学資保険よりも利息がよい
・高金利になった時、元本は確保され預け変えができる
4,570円を月1%で18年積み立てるデメリット
・保険の役割はない
貯金目的ならば、学資保険は現在おすすめしません。
保険として加入するなら、共済のキッズ(月々900円(約40%割戻しあり)で死亡200万、入院・ケガ1日5,000円・扶養者死亡補償その他)もあります。
CFP伊藤の個人的結論としては、
1)保険目的なら共済のキッズ等
2)教育費を貯める目的なら
・高金利になるまで、金利は期待しないで積立預貯金
・変動金利型(世の金利上下に連動するタイプ)の積み立て預貯金
・借金のある人は借金の繰り上げ返済により、支払い利息を減らす
等、その方の状況により変わってきます。
ライフプランの見直しなら「FP知恵の木」