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ファイナルイベントが先週の土曜にありました。
ギャラリー介とは
広尾の奥まった所に、ひっそりとあって、
それでいてキラリと光る展覧会を開いていた、
ギャラリー介（カイ）です。
「介」には「仲立ち」という意味があります。
"素材を、作り手の技と感性が仲立ちして作品が生まれ、
作り手と使い手の仲立ちがギャラリー "
─との意味で名付けました。
建築雑誌のコンフォルトでその存在を知ってから、
展覧会の度に、何度も伺ってきたギャラリーです。
ファイナルイベントは、主宰者の井上さんが
本当に大好きな上野雄次さんの「花いけの会」でした。
難しい花器に、次から次へと発想を転換しながら、
多種多様な花を活けてゆく様は、将に圧巻で、
見とれるばかりでした。
沢山の作家、ギャラリーのファン、
そして何より井上さんのファンが集まって、
本当に楽しく、ゆかいな一晩でした。
色々な思い出が…
作家の杉村徹さんの飾り棚の作品を、
僕等の設計した空間にあうだろうと、
幾つも購入したのも、このギャラリーでした。
「いもの道具 みちくさ」さんの鋳物の花器を、
個人的に気に入って、プライベートに購入したのも、
このギャラリーでした。
井上さんの鑑識眼を本当に信用していたので、
これまでのような形で、作家の作品を紹介して頂けないのは、
残念でなりません。
それでも、また今後は違った形でお世話になると思います。
長い間、どうもお疲れ様でした。
そして、これからも宜しくお願い致します。
カガミ建築計画 各務謙司
カガミデザインリフォーム
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