プロトタイプの勧め
ウェブに限らず、システムを導入する際にお勧めしている方法に「プロトタイプの導入」があります。
既に業務が回っていて「ここをこうすれば簡単になる」など目的や手法が明確になっている場合は
いきなり開発してもいいのですが、
「こういう方法をやってみたら効果があるのでは?」というレベルでは
がちがちのシステムを作ってしまうと後から困ってしまうことが多々あります。
・この機能使わない。
・この機能は入力方法を変えたい。
・ここはもっと簡素化したい。
などなど。
でもがっちり作るのにお金をかけた後に再度お金をかけるのが難しい上に、
複雑なシステムの改造はどうしても複雑になります。
そこでお勧めしているのは、まず最低限の仕組みのみを簡易な方法で作成し、
要件がぶれそうなところは手動でカバーする方法です。
こうしておくと
・導入が早いし、安い。
・融通がきく。
・覚えやすい。
そして
・それを元にして要件ががっちり固まった段階でシステムをがっちり作る際の要件定義にも使える。
という効果があります。
ウェブでのユーザ向けのサイトでもコミュニティサイトでも社内のナレッジマネジメントでも
使える考え方です。
プロトタイプ的なウェブシステム開発も行います。
このコラムの執筆専門家

- 小坂 淳
- (東京都 / ウェブ解析士マスター)
- 株式会社環
お客様と一緒にウェブサイトの効果を高めていきます。
創業以来、「使いやすいウェブサイト」「PDCAサイクルを回し、常に向上するウェブサイト」を提案しています。アクセス解析、効果測定で問題点や改善点を発見し、ウェブサイトの集客・売上アップを支援するウェブ解析士(webアナリスト)として活動します!
03-6892-3080
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