中国の食品の危険性が以前にも増してますます叫ばれている今日このごろです。スーパーでも必ず商品のラベルをじっくりと見て、生産地を確認する人も増えてきたのではないでしょうか。そんな危険な食品に囲まれて健康な生活を送るのもとても難しくなってきました。
そんな中国では、出産適齢期にある女性の不妊症の割合は20年前と比べ3%から12%にまで上昇し、不妊症と診断された男女の数は4000万人以上にまで上ると香港メディアが述べています(2012年12月・新華社)。
その原因は、環境要因に関係する不健康な生活に起因するものという声があがっています。中国では、環境汚染と不妊症の関連をめぐる調査研究が2014年に実施されるようです。「人のホルモン系統に害を及ぼす残留性有機汚染物質(ダイオキシン類・ポリ塩化ビフェニル・農薬等の有機物)が女性の不妊症にどのように影響するのかに注目して研究を進める」と香港紙サウスチャイナ・モーニング・ポストが発表しました。
さて、現在の日本では放射能汚染が注目を浴びていますが、それ以前に日本は世界一の農薬使用国とも言われています。多雨温暖な日本の気候は作物の生育に適していると同時に病害虫も多くなり、雑草も繁茂しやすいためです。そんな環境での大規模な無農薬での栽培はコスト、手間がかかり難しいものです。なんと、日本の野菜は農薬が多いから食べない方がいいと言っている国もあるほどなのです!なんと悲しいことでしょう。
秋口、アキュラ鍼灸院のベランダの草木にもいつのまにか虫が発生し、朝顔やゼラニウムの葉っぱを食い荒らされていました。この年になって、虫に出会う機会もめっきり減った私にとって、見るだけでも怖くで、男性職員に割り箸で一匹一匹とってもらいました。真剣に探さないと解らないように潜んでおり、箸でつまむと必死に暴れ回るのです。
”こんな恐ろしい思いをするくらいなら殺虫剤をまいてしまえばいい!”と心から思ったものでした。話はすこし変わりましたが、虫の害がばかにならないという事を身をもって知った貴重な経験でした。
自らの健康のためにできるなら無農薬で安全な食品を毎日食べられたらと願う今日このごろですが、知らずと体内に溜まってしまう汚染物資。今日はこれらを排出してくれる作用があると言われている身近な食べ物を紹介します。
【身体に溜まった汚染物資を排出してくれる食べ物】
■玄米
胚芽の部分に農薬が貯まりやすいので、無農薬有機栽培のもの。
手に入らなければ、玄米を水に浸す時に昆布を一切れ一緒にいれておく。
■塩
天然塩。過剰摂取は×
■味噌
特に豆味噌
酵母菌が生きている味噌
■乾物
切干大根、かんぴょう、干し椎茸(キノコ類は放射能を吸収しやすいので産地に注意)
■精製されていない砂糖
黒糖、きび砂糖、和三盆糖、はちみつ、メープルシロップ
上記は、一見どこにでもある、ごく普通の食品なのですが、これらは化学合成添加物と一緒に摂取しては結局意味をなさなくなってしまうので、コンビニ食品からではなく手作りで愛のこもった料理で摂取できるとよいですね。
メディカルコンシェルジュ 清水
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