- 伊東 なおみ
- ILSランゲージスクール 英語講師および日本語教師
- 東京都
- 英語講師および日本語教師
対象:英語
秋ですね~。
食欲の秋、スポーツの秋、芸術の秋、そして、、、、
学問の秋!!!Yes!!!
この素晴らしい季節に、どんどん勉強しましょう!
さて、今日は案外上級者でも知らない文法事項のご紹介です。
中学校で、willとbe going toは(ざっくりと)同じだと習った方も多いと思いますが(私もです)、実は違います。少なくても当時は、中学校ではそこまで複雑な文法は考慮せずに教える方針だったと思うので、それはそれで仕方のないことだと思います。(外国人に日本語を教える場合も同じです。「~んです(例:明日は忙しいんです)」は文型が難しいので、中級の最初のほうに勉強するのですが、そこへたどり着くまでは「ん」を除いた「~です」で代用して教えることが多いです)
●willは、「~しよう」「~しようと思います」のように、話している時点で決めたことについて使います。
例:"Did you call Tom?" "Oh, no! I forgot. I'll call him now."
(「トムに電話した?」「あらやだ!忘れてた。今電話します」)
"Do you have any plans tonight?" "No, but I think I will see a movie at home."
(「今晩何か予定はある?」「ううん、でも家で映画でも見ようと思う」)
これに対し、
●be going to ~は、話す前から話し手が決心していたこと、予定がすでに決まっている場合に使われます。
例:"Do you have any plans tonight?" "Yes, I'm going to visit my parents in Yokohama."
(「今晩何か予定はある?」「うん、横浜の両親を訪ねるつもり(予定)です」)
では、最後に練習問題です。よろしければ、以下の問題を解いてみて下さいね!
●問題: 以下のカッコ( )内の動詞は、will と be going toのどちらを使うでしょうか?
(1) A: We don’t have any more milk.
B: Oh, really? OK, I (go get) it at the store.
(2) We don’t have milk, so I (get) some.
(3) A: What would you like to drink?
B: I (have) some coffee, please.
★答えですが、、、
もちろん明日のブログまで教えません
楽しみに待っていてくださいね!
★参考&おすすめ図書:
「マーフィーのケンブリッジ英文法」(中級編)
*新訂版も出ています
左のページには文法の説明、例文などが載っています。
右のページには良質な練習問題がたくさんあります。
中級用と書いてありますが、アメリカで大学→大学院→そのまま現地法人でバリバリと働いて足かけ10年以上あちらで生活している方もこの本を絶賛していました。中級入門から上級まで、末永く付き合える良質で実用的な文法書です。
独学で勉強している方にもおすすめですよ!
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