空間(部屋)を間仕切る方法は「壁」だけではありません。 家具・ガラス・ブラインド・カーテン・・・など 間仕切る方法や素材により新たな空間のスタイルが実現できるのです。
パティオ、バルコニー、ダイニング、書斎へとつながるオープンスタイルのリビング空間。 開放感のある空間は魅力的ですが、家具などのレイアウトやTVをどう観るかなど快適なライフスタイルを考えることは意外と難易度が高くなります。
ここでは空間全体が見わたせるように壁面を背にしてソファをゆったりとレイアウトし、50インチTVを組み込んだ両面使いのローボード(H=1100)をデザインして空間の中央に配置しました。
低いポジションで空間を間仕切り、ソファで寛ぐ、TVを観る、BARコーナーをつくる、ダイニングへのアプローチを確保しながら低い位置での視界が分離できる・・といったライフスタイルを実現します。
●関連コラムオープンリビングのスタイル
●ブログ酒井正人Design Diary
このコラムの執筆専門家
- 酒井 正人
- (東京都 / 建築家)
- サカイデザインネットワーク有限会社 取締役社長
住む人の手が触れる場所から、建物へ、街へと心地良さを拡げたい
設計手法・デザインの発想は「内側から外側へ」・・・建物という器だけをつくるのではなく、私達が暮らす場である生活空間の細部から生活環境全体のデザインを追求し「心地よさ」をご提案しています。
03-6379-4831
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