若者の離職率 - 人事労務・組織全般 - 専門家プロファイル

三井 倫実
三井社会保険労務士事務所 
山梨県
社会保険労務士

注目の専門家コラムランキングRSS

対象:人事労務・組織

専門家の皆様へ 専門家プロファイルでは、さまざまなジャンルの専門家を募集しています。
出展をご検討の方はお気軽にご請求ください。

就業規則や人事制度の整備、助成金の申請代行などを通じて「明るく活気のある働きやすい職場作りのパートナー」をモットーに活動している三井社会保険労務士事務所です.

企業のサポートだけでなく、障害年金の相談や請求、労災の給付の相談や請求にも分かりやすく迅速をモットーに活動しています。

今日のニュースで大卒の新人入職者の31%が3年以内に離職しているというのがありました。
特に飲食業での離職率が高く51%にもなるそうです。

こういうニュースが出ると最近ではすぐに「ブラック企業」という言葉が出てきますが問題は企業側だけではありません。

近年、情報化が急速に進み、だれでも簡単に情報を得られるようになったこと。
終身雇用制の考え方が段々と無くなってきており、日本も昔のように1度就職したら退職まで同じ会社では新久という考えではなく、色々な会社でキャリアを積み自分に最も適した仕事を探す人が増えているということも一因にあると思います。

報道や雑誌を見て、それを鵜呑みにしてしまうと問題の一面しか見ずに解釈してしまうことになりかねません。
もちろん、報道や雑誌の言っていることの大半は正しいですが、言葉に踊らされず周りの状況をよく見ることも大切だと思います。

離職率が高いのには企業や個人の問題だけでなく政策の問題も大きいと思いますので政府にも抜本的な雇用対策を行って欲しいと願います。

このコラムに類似したコラム

あるCEOが語った「若い社員への“違和感”」に対する”違和感” 小笠原 隆夫 - 経営コンサルタント(2023/03/01 22:03)

年長者の方が「敬語」が使えていない? 小笠原 隆夫 - 経営コンサルタント(2020/12/01 07:00)

制度化が既得権を生む難しさ 小笠原 隆夫 - 経営コンサルタント(2019/07/16 08:00)

その制度や仕組みは、本当に会社に合っているか? 小笠原 隆夫 - 経営コンサルタント(2019/01/29 08:00)

企業人事では大切な「隣の芝生が見たい」という要望 小笠原 隆夫 - 経営コンサルタント(2014/12/16 08:00)