こうして改善、Google のスコア (4) ページを圧縮して表示速度改善 - ホームページ・Web制作全般 - 専門家プロファイル

井上 みやび子
すぐ使える株式会社 代表取締役
東京都
Webエンジニア

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閲覧数順 2024年12月07日更新

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こうして改善、Google のスコア (4) ページを圧縮して表示速度改善

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さて前回のキャッシュの利用に引き続き、今までご紹介したページの表示速度を上げる方法の中から簡単な割に効果が高いもの設定していきましょう。

今回は「圧縮を有効にする」方法です。

ホームページの「圧縮」とは?

「圧縮」とはデジタルデータの保存容量を減らすことです。例えば、ZIPファイルなどをメールに添付してファイルをやり取りする事があると思いますが、このZIPも圧縮されたファイルです。ZIPの場合は複数のファイルをまとめる機能がありますが、まとめた際の合計の容量も減らしています。

ホームページの「圧縮」は、ホームページの内容や画像を表示する時に、ブラウザとWebサーバの間で毎回この圧縮を行う事を意味します。

ホームページを圧縮して送信すると、ブラウザ側では圧縮されたものを復元しなければなりません。毎回そのような圧縮・復元を行うとは何だか大がかりな感じがしますね。でも、現在のコンピュータはかなり高性能で高速で復元が可能です。逆に、モバイル通信などで通信速度が遅い場合がありますので、圧縮をした方が通信に掛かる時間が減り、全体としては表示速度が上がるのです。

ホームページの圧縮を有効にする方法

ホームページの圧縮を有効にするには、サーバの .htaccess に以下の設定を追加して下さい。

#---ここから---
AddOutputFilterByType DEFLATE text/html text/css text/javascript application/x-javascript text/plain text/xml
BrowserMatch ^Mozilla/4 gzip-only-text/html
BrowserMatch ^Mozilla/4\.0[678] no-gzip
BrowserMatch \bMSIE !no-gzip !gzip-only-text/html
Header append Vary User-Agent
DeflateMemLevel 8
#---ここまで---

※最初の「AddOutputFilterByType」から「text/xml」までは1行で記載して下さい。

【重要】ホームページの圧縮設定の注意点

以下の場合はこの設定を行わないで下さい。

- SSL サイト(https)のコンテンツと通常のサイト(http)のコンテンツのディレクトリが同じ場所の場合
- サーバが Apache 1.3.x 以下の場合

なお、サーバによっては .htaccess の設定を許可してない場合がありますので、何か問題があったら引き戻せるように、変更前の状態のバックアップを取ってから作業を始めて下さい。

圧縮を有効にした事によるGoogleスコアの改善

圧縮の有無でGoogle PageSpeed Insightsでのスコアがどう変化したのか見てみましょう。
設定前はモバイル61、パソコン72だったのが、設定後はそれぞれ72と92まで上がりました。

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