- 中村 英俊
- 株式会社第一広報パートナーズ 代表取締役 広報コンサルタント
- 東京都
- 広報コンサルタント
対象:広報・PR・IR
- 中村 英俊
- (広報コンサルタント)
- 中村 英俊
- (広報コンサルタント)
メディア対応は広報部門の仕事ですが、なにも広報担当が行わなければならないという訳ではありません。もちろん、広報部門が事前に情報や状況をを把握した上でという条件付きですが、広報部門は後方支援に徹し、取材対象者を前面に出し報道の確度を上げるというケースもあります。
代表的なのは、大学などで学生自身が取り組んでいる活動に対し、学生自身がその取り組みについてメディアプロモートをするというものです。
そのメリットとしては、
・その活動に対する想いなどをストレートに伝えられる
・メディア側も広報というワンクッションを介さずに、直接情報のみならず想いも受けられる
・色々と話を拡げたがる大人が入らないことで活動自体に焦点をあてられることもあり報道の確度が上がる可能性がある
・報道された際に、自身の取り組みが学内のみならず社会的にも価値があるものと認識しやすい
・報道されたことが学生を通じて学内に伝播しやすく、情報発信件数向上に寄与できる
など
しかし野放しで活動させるのはマイナスにつながる面も多く注意が必要です。
・報道の価値がある情報まで引き上げること
(書きようのない情報の押し売りをされてもメディアは迷惑)
・情報に合致するメディア選定
・アプローチする曜日や時間などの最低限のマナーは伝える
・最終的な表現は任せるにしても、必要情報を事前に準備させる
・報連相の徹底(次に、横につなげていくためにも)
大学広報は企業以上に広報部門の情報収集力に課題があります。まずは露出させることで広報活動に興味を持たせ、学生を介してゼミ担当教授なども巻き込みつつ、情報を集める仕組みを作っていくことも必要だろうと思います。
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