家づくりは男性視点と女性視点の両方が必要 - 建築プロデュース - 専門家プロファイル

松岡 在丸
松岡在丸とハウジング・ワールド 
東京都
建築プロデューサー

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対象:住宅設計・構造

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家づくりは男性視点と女性視点の両方が必要

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新築やリフォームのプランを建てようとするとき、よく夫が「妻にまかせる」ということを口にすることがあります。

奥様達も、大変だとは感じつつも、自分の毎日に関わることですからね、楽しみながら真剣に考えます。

しかし、家というのは男性ももっと積極的に関わらなければいけません


女性は生活とインテリアに長けている

毎日の家事や炊事、そして気持ちよく過ごせるインテリアという観点から、やはり女性目線で家づくりを考えるのは重要です。

動線や家族のコミュニケーションを考えたキッチン、掃除がしやすい部屋の間取り、見た目に美しいインテリアのセンス。こうした点は、たくさんのインテリア系雑誌でセンスを磨いたり、主婦同士の会話などから知恵を得たりと、とても発展的に検討されていきます。

ところが、こうした「見える部分」に気持ちが集中する反面、長期的視点に立って物事を見る余裕がなくなっていきます。この配置で建物は長持ちするのか、このインテリアは何年間気に入って使えるのか、ライフスタイルの変化に対して対応しているのか、などですね。


男性は構造や耐用年数の判断に長けている

それに対し、家が長く使えるのか、その資産価値はどれほど残るのか、という経済的な面で判断力が長けているのが、一般的には男性の方です。

その建物そのものがどれだけ構造的に頑丈で、しかも中古住宅としてどれぐらい高く売れるようになるのか、という考え方ですね。

外で働くということは、常にお金の作り方を考えているということでもあります。お金を作ることを考えるか、お金を賢く使うことを考えるのか。この視点の違いが、夫婦それぞれの立場の違いにも反映されてきますから。


原則と適用

長期的な視点で考えるのであれば、「原則」として正しい概念を学び、それを中心に家づくりに取り組むことが必要です。

それに対し、今すぐ関係する「使用感」については、「適用」として正しい概念を学ぶ必要があるわけです。

夫婦が一体となって家づくりをするのであれば、両者がそれら両方を学び、共通認識を持ったのちに、それぞれの得意分野で力を発揮するのが良いでしょう。


こうすることによって、家づくりで夫婦喧嘩をすることが少なくなりますよ。せっかくの家づくりですからね、遠慮はしたくありませんが、できるだけ楽しい思い出にしたいですよね。

家づくりにおける男女の視点の違い [Housing World Corp.]

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