【最幸ビジネスモデル】森を感じるために。 - 新規事業・事業拡大全般 - 専門家プロファイル

星 寿美
プラウドフォスター株式会社 代表取締役
東京都
経営コンサルタント
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【最幸ビジネスモデル】森を感じるために。

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 【最幸ビジネスモデル】  2013.10.11 No.0718
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先日、宮田美岳さんのライヤーライブに行った。
ライヤーは竪琴。
初めて聴くライヤーの音色は
とても神秘的で優しかった。

聴いているうちに、私の中で
銀河系ではない、どこか遠くの空間で
星と星が衝突した。
その衝突した瞬間の場所から、
たくさんの星たちが無数に生まれ飛び散って行く。

美岳さんがライヤーで音を一つ奏でるたびに
その音が、星になって飛び散って行く。
そんな映像と体感をさまよっていた。
言語化は難しいけれど。

終わった後、
その体験を話すと、

「実は、いろんな人がそれぞれに
 いろんなイメージを抱いてくれるです。
 それが嬉しいし、楽しい。」と。

聴いている人の数だけ
イメージの世界が生まれるなんて
なんて素敵なライブだろうと感動した。

と・・・前置きが長くなったが
ライブの最初のMCで美岳さんが、

「僕は森が好き。
 東京生まれ育ちだから懐かしいとか
 原体験はないけれど、森にいると落ち着く。」

と話されていた事に深く共感した。
私自身も大都会に生まれ育ち田舎もない。
けれど森が大好き!

実は、
沖縄で出会った素敵な友人たち・・・
・・・すでに森の暮らしをしている。

その数名が私と同じ港区出身。

懐かしいとか原体験はないけれど
森に魅せられ、森の暮らしをしている。

私自身もいま、
森の理想の暮らしを実現する為に
準備をしている。

  私だけが森で暮らすのは簡単だけど
  私の中には、
  どうしても譲れないビジョンがあり
  そのための準備をしている。
  我成す事は我のみぞ・・・(笑)

こうして続けざまに
都会育ちの森大好きで森暮らしな
素敵な人たちに出会い
敢えて東京を選んで生まれて来たんだなぁ
と感じている。

比較がないと、
人間は何も認識できない。

生まれたときから森で暮らしていたら
本当の森の魅力を知っていて
愛していても
あまりに当たり前すぎて
気づかない事もあるかもしれない。

外から見るから分かる魅力や
アイデアがあるのだと思う。

それから
どんなにコンクリートジャングルで
生まれ育ったとしても
人間は自然を求める本能がある事にも気付ける。

 また、
 都会で自然と共にある生き方は
 当たり前に自然がある環境で実践するよりも
 ずっと大変だし、工夫が生まれる。

都会に生まれた私の役割を感じている。

いくつかあるが
いま言語化できそうな事はふたつ。

一つは、

田舎のある一部の人は
田舎にコンプレックスを持って都会に来て
都会人の生活を謳歌する。

都会のある一部の人は
「都会ものはこれだからダメだ!」
と自然を知らない事を責められて
コンプレックスを持ったりもする。

コンプレックスほど無用のものはない。
よくコンプレックスをバネに何かを成し遂げる
という話もあるが、
最後までコンプレックスをバネにしていたら
成し遂げても、喜びは一瞬だろう。
大抵は、どこかでコンプレックスなんて
どうでもよくなるから、
成し遂げられる。

だから最初の原動力としては
有効な場合もあるけれど、
私は必要ないと感じている。

田舎がどう、とか
都会がどう、ではなく
自分がただしたい、居心地のいい暮らしを
ただ、誰もが追求して実現したらいい。

それが都会だろうが田舎だろうが
どうでもよくて、
コンプレックスからでも、
見栄からでもなく、
本当にしたい暮らしをしたらいい。

私は20代のころ

「鳥さんだって、虫さんだって
 自分が居心地のいい巣を作って暮らしているのに
 どうして人間はそうじゃないんだろう?」

と泣いた事がある。

コンプレックスや見栄なんて全部脱いで
真っ裸の自分自身で
本当にしたい暮らしを追求することを
実践するために、敢えて大都会のド貧乏という
最高のシチュエーションを選んだのだと思う。

もう一つは、
独特なグローバル感。
実は初めて海外に行ったのは二十歳を過ぎてから
なので、グローバルな環境で育った訳ではない。

けれど、
たぶん、当たり前のように多くの人間がいる中で
当たり前のように、
いろんな国の人たちがいる中で
暮らしていたので、外国という感覚がなく
初めて単独一人旅に海外に行ったときも
港区から品川区に移動するのと
違いが分からない、という感覚だった。

そもそも
初めての一人旅は
小学生の時、港区から鎌倉。

まったく知らない鎌倉を
一人散策したのは、すごく楽しかった。

その感覚と海外の違いは私には分からなかった。

と同時に
私には障がい児と健常児の違いも分からなかった。
誰もが、当たり前に分かる事が
私にはとても難しく
私に当たり前に分かる事は
誰にも理解されなかった。

それが人間が多い都会で体験できた。
多くの「楯」が必要だった。
自分とはまったく別の人間にならないと
生きて行けなかった。

そして、
いま、同じ大都会で
まったく「楯」が必要なくなった。
そのプロセスを体験するために
私は都会を選んで、両親を選んで
生まれて来たのだと感じている。

地球という星が
一人一人が
本当に自分自身を表現して
才能を活かし合える星になるために。
国も立場も関係なく一つの星になるために。
そのキッカケを作るために。

↑言語化は本当に本当に難しく
言語にしたとたんにニュアンスが変わる。
この拙い表現が伝わる人にだけ届けば・・・。

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■今日のまとめ

懐かしいとか原体験はないけれど
森に魅せられる。

森を感じる為に都会に生まれて来た。 

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