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こんにちは、1日3分マネーレッスン!
神戸でマネーセミナー講師をしている、ファイナンシャルプランナー藤原です。
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時代遅れのガン保険に入っていませんか?
「なんとか入院させてもらえんやろか?」
とある病院で、患者さんと思われる方が、受付に掛けあっていました。
聞こえてきた話によると、どうもガン保険が入院しないと出ないらしい。
せっかくガンの治療費のために入ったガン保険が、いざという時に使えない状況になってしまっているんですね。
最近の大病院に起こっている変化として、入院日数の短縮が挙げられます。
最新のデータによると、一般病床の平均在院日数は17.1日。
その背景として、診療報酬(病院に入る収入)では、14日以内の早期退院に加算される金額が手厚くなっていることがあります。
逆に言うと、14日以上入院している患者さんより、これから入院する患者さんを多くしたほうが病院は儲かる、ということです。
もちろん病院としても、まだ絶対に入院が必要な患者さんを無理矢理に退院させる、ということはしないと思います。
でも医療技術の発達により、どんどんと早期退院させ、あとは自宅療養や通院治療に移行させる方向で考えていることは確か。
鼠径ヘルニアや胆石症、下肢静脈瘤などは日帰り手術で対応できる病院も増えています。
これ、早く退院できるということは喜ばしいことなんですけど、そのことに医療保険やガン保険が適応できていない場合があることが問題なんです。
冒頭の例のように、ガン保険が出ない、と嘆いているのは
ガン治療自体が、通院でできてしまうようになってきたこと
これが関係しています。
もともと医療保険やガン保険って、「入院1日に●●円」というふうに、入院を基準に給付額が決められているものが殆ど。
だから、入院しないで、通院のみで治療をしてしまうとお金が出ない。
いくら入院日数無制限でお金が出る保険であっても、入院日数ゼロ日にいくら掛け算をしてもゼロ。
このネタ、使えるのも今年一杯かな?(笑)
最近のガン保険などは、入院の有無に関係なく、まとまったお金が一度にもらえるものが出ています^^
このネタは使えなくなっても、みなさんの保険は使えるかどうかは、きちんとチェックしておいてください。
ガン保険も、入り方を間違えるとお金の無駄使いになりかねませんからね。
最後までお付き合い下さりありがとうございました。
ファイナンシャルプランナー 藤原 良
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