夫婦問題に直結する、アナタとお父さんの心の距離

こんにちは(^^♪

見えない気もちをビジュアル化する夫婦問題カウンセラー：中西由里です。

「寂しい」とか「悲しい」という感情は、叶うことなら味わいなくはないものです。

感じるには辛すぎますものね。

だから人は辛い感情には蓋をして、目を背けてしまいがち。

ついつい我慢して抑え込んで、平気な振りをしちゃうんです。

でも我慢が習慣になり日常的に感情を抑圧していると、「寂しい」だとか「悲しい」だとか、あまり感じなくなってしまうんです。

ネガティブな感情に耐性ができるのか、それとも感覚が麻痺してしまうのか

「寂しいって、どういうことをいうんだっけ？」

「悲しいって、どういう感じ？」

って、自分の気持ちに鈍感になってしまうんです。

そういう人は、お母さんから

「お前には寂しい思いをさせたねぇ」

なんて謝られても、ピンとこなかったりします。

でも感覚が鈍ってしまっているだけで、傷ついていないわけではないんですね。

痛みを伴う傷があるのに、まるで麻酔でも打ったかのように感じていないだけなんです。

さて。

お父さんとの心の距離が遠かった女の子は、お父さんに甘えたい気持ちや寂しい気もちを押さえ込んでしまいがちです。

それが日常的に繰り返されると、「甘えたい」とか「寂しい」という気持ちに対し、しだいに鈍くなっていきます。

甘えられなかったり、寂しかったりの繰り返しで心は傷ついているはずなのですが、その感情に対する反応が鈍くなってしまっているので、傷ついていることに気づくことができないんです。

そんな女の子が、心の傷を癒せないままに成長し結婚すると、夫との関係に影響することがあるんです。

ようやく甘えられる相手を見つけたことで、満たされなかった子ども時代を取り戻すかのように、小さな女の子みたいに振舞ってしまい、夫から「重い女だ」と思われてしまったり

結婚相手に選んでおきながら夫との距離が縮まることが怖くなってしまい、好きなのに心を開けなかったり、そっけない態度をとってしまったり・・・

人は子どもの頃に親との間で満たされなかった思いがあると、それを今の人間関係の中で満たそうとしてしまうんですね。

夫との仲が上手くいかなくなってしまうと、多くの人は「夫婦間の問題」だと思ってしまいがちですが、本当のところは、妻とお父さんとが抱える問題なんです。

長い間、当たり前のように我慢しえ抑え込んできたてきたために、自分が傷ついていることも、本当は寂しいことにも気づくことができないので、それが父娘間の問題だとは思いもよらないのです。

すべての女性をヒロインに

ふぃ～めぇる・みしま　代表　中西由里　でした。