半沢直樹の妻、半沢花の"妻心"

先週の日曜日に最終回を向かえた「半沢直樹」ですが、

視聴率42.2%と、平成になってからの民放ドラマでは最高だったようですね。

緊迫したシーンが続き、毎回ハラハラする内容でしたが・・・

その中で、唯一"癒し"を与えてくれたのは

半沢直樹の妻、「半沢　花」の存在だったのではないでしょうか？

今回は、半沢花の"妻としての魅力"について少しお話したいと思います。

直樹と花の会話のシーンの　ほとんどが

食卓に並んだ料理を直樹が食べながら・・・というものでした。

その料理は、ご飯、味噌汁に、主菜、副菜を２品～３品加えた

バランスのとれた内容だったのを皆さんはご存じでしたか？

直樹の帰宅時間が遅いということもあり

直樹、花、子供の、いわゆる"族団らん"のシーンは一度もなかったものの

帰宅時間が遅い夫に対して常に食事のバランスを考え

夫の健康を維持しようと努力する"妻心"が描かれていました。

妻の中には、食事はおろか、夫が帰宅する前に就寝してしまう人もいます。

それでは、夫の仕事に対するモチベーションも上がりませんし

妻の態度が毎回そのようであれば、夫の気持ちが離れてしまうのも時間の問題です。

花は、"夫が今どんな状況に立たされているのか？"

”どんな気持ちでいるのか？"を、妻の立場なりに察知します。

それをするには、夫に"興味"がなければ出来ないことです。

つまり・・・

夫に「関心」を持たなければ、夫の健康状態も、仕事の大変さ、辛さも何もわからないということです。

「ぜってー負けんじゃねーぞ！」「出向が怖くて銀行員できるか！」

という一見乱暴な男言葉も、夫に対する愛情表現ですよね。

ただ優しい言葉をかけるだけが愛情ではありません。

時には、ヤンキーのような男言葉で発破をかけることも

夫の弱った心を元気にさせる上級テクニックなのです。

「最近、夫婦の会話がなくなっている」「何を話していいかわからない」と言う人・・・

自分のことや、子供のことを一方的に話しているだけになっていませんか？

もしそうなっていたのなら・・・

今日からは、愛情いっぱいのバランス食を１品～２品増やしてみては如何でしょう？

貴女の"妻心"が伝われば、今度は夫から話しかけてくるに違いありません。

今こそ、愛情の"倍返し"を試みるチャンスです！

そうすれば、夫からの"100倍返し"のご褒美が期待できるかも知れません。